半田 淳子 2018.11.05
こんにちは。工事部の半田です。
秋らしく涼しくなってきましたね。
10月最後の週末に、相模原の道志川沿いの
キャンプ場へ行ってきました。
空気が澄んでとても気持ちがいいです。
すでに紅葉もちらほら始まっていました。
道志の朝晩はとても冷え込み、
冬もすぐそこまできているのを実感しました。
さて、11月に入り、そろそろ年末の大掃除や年賀状など、
年越しの準備をする方もいらっしゃるでしょうか?
今回私は、2年ほど前から傷みが気になっていた
畳を交換することにしました。
しかし畳を交換といっても、畳の表替え?・裏返し??
いろいろな方法を耳にします。
畳表(たたみおもて)も、天然素材のイグサ、和紙畳、国産か中国産か、
ヘリの有り無しなど、選択肢が色々ありすぎて
何が自分にとってベストなのかわからなくなってしまいました。
今回、家の畳を交換するにあたって
畳についていろいろと調べてみましたので、
ご参考までに紹介します。
まずは畳表について。
畳表は、大きく分けて
①い草(国産)・②い草(中国産)・③化学表
の3種類に分けられます。
天然素材のい草は、新品の時はどのグレードを見ても
同じように見えますが、日に焼けるとグレードや
草質の違いが顕著に表れてくるそうです。
上物は全面均質に日焼けするのに対し、
下物は黒筋の混入が多くなったり
摩耗が激しくなったりするそうです。
そして③化学表ですが、
こちら聞きなれない方もいると思いますが、
色々なメーカーから出されていて、
素材も多々あります。
和紙で作られているものや、ポリプロピレンで
作られているものなどあります。
こちらの良いところは、い草に比べると耐久性があり、
変色もほとんどしないところです。
ただし、い草に比べるとやはり、自然の風合いや、
たたみ特有の香りがなかったりと、
少し畳の温かみが足りない気もします。
人がたくさん通る所や、子供がガンガン遊ぶところなどは、
化学畳が向いているのかもしれません。
次はもっと聞き慣れない、経糸(たていと)について。
畳表を織る際に使用する糸のことです。
その糸の種類・本数でランクが変わってきます。
経糸には綿糸と麻糸があり、麻糸の方が丈夫で、
本数が多い方が高級品のようです。
経糸が丈夫だと沢山のい草を打ち込むことができて、
目が詰まり厚みのある丈夫な畳表を織ることができるそうです。
そんなところを踏まえた上で、畳交換をしました!
ピッカピカでいい香りです~
子供たちも畳に寝転がって遊んでいます。
今回私の家では、和紙畳とい草で迷ったのですが、
熊本産畳(麻引き)を採用しました。
やっぱり新しい畳は気持ちいいです。
ちなみに、畳の裏返しの選択肢もありましたが、
お店の人に聞いてみたところ、
裏側はパッと見きれいな色をしていますが、
どうしてもシミなどがあり目立って見栄えが悪いので、
表替えをおすすめしている、とのことでした。
私の家は、LDKの一角にある三畳分の
たたみスペースの交換をしたのですが、
空間がとても新鮮な雰囲気に生まれ変わりました!
畳が傷んできたと思われている方、
気分をスッキリさせたい方、
年末の大掃除の一環として、畳交換を
するのもいいかもしれません。
半田
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