平 良介 2018.10.29
こんにちは。工事部の平です。
気温が下がり、肌寒い日が増えて来ましたね。
温かい格好をして、風邪をひかないように
注意しようと思います。
また我が家では、ハロウィンに向けて準備をしております。
どんな格好をさせようか悩み中です。
さて、今回は、前回のブログでご紹介した
外壁モルタルの続きをお伝えしようと思います。
まず、前回の外壁モルタルの上塗りが完了した写真です。
このモルタルを下地にして、
パターン(模様)を付けていきます。
既存の外壁のパターンがスタッコ吹付けの
ヘッドカット仕上げであった為、
その模様に合わせて新規外壁も
パターン付けをしています。
スタッコ吹付けのような吹付け工法とは、
スプレーガンという専用の道具を使用して、
様々な材料を吹付ける施工方法のことです。
その材料の違いによって、
吹付けのパターンが変わり、
代表的なパターンの種類は
スタッコ吹付けの他に2種類あります。
「リシン吹付け」
砂や砂利などの骨材を塗料に混ぜて吹き付ける
「吹付けタイル」
粘土状の粘り気のある材料を吹き付ける
今回使用するスタッコは、リシンよりも
大きい骨材を塗料に混ぜて吹付けます。
さらに今回はヘッドカット仕上げの為、
ローラーで凸部を押えていきます。
パターンを吹付け、ローラーで押えたあとの写真です。
ローラーで押えているところは平らになり、
ローラーがあたっていないところは、
骨材の質感が残っています。
その後、下塗り、中塗りを行い、
仕上げ塗りを行いました。
一階の部分の新規外壁部分のみの塗装であった為、
既存の色に合わせて塗っています。
水切りより上が既存の外壁、下が新規の外壁です。
色はサンプルを見ながら決めていますが、
現地で再度調色をして、既存の色に近づけるよう努めました。
設計担当や職人さんと相談しながら決めていき、
とても良い仕上がりになったと思います。
同じスタッコの吹付け方にしても、吹付けの厚さや、
凹凸の深さで印象が変わるので、
とても難しいことを改めて実感すると共に、
それをやり切った時の楽しさも感じました。
今後も、今回のようなリフォームならではの難しくて、
やりがいのある工事を行っていき、
お客様によりよい監督を目指して、
頑張っていこうと改めて感じました。
平
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