平 良介 2018.12.10
こんにちは。
工事部の平です。
先週は、温かいと思ったら急に寒くなる日もあり、
日によっての気温差が大きかったですね。
体調を崩さないように気を付けていきましょう。
また、もうすぐクリスマスですね。
様々なお宅でイルミネーションを飾っていて
綺麗な時期になりました。
娘もキラキラしているイルミネーションをみて、
喜んでいます。
さて今回は、担当しているリフォーム現場の
フローリング延長について、お伝えしたいと思います。
こちらの建物は、木造ツーバイフォー工法の2階建てで、
既存の床は無垢のフローリングを使用しています。
工事内容は、
1期工事でキッチンを対面式に変更、
2期工事でリビング・サニタリーの内装替え、
ユニットバスの交換などを行っていきます。
その中で、玄関のフローリングの延長は、
1期・2期に渡って行う工事です。
計画では、元々のフローリングはそのままに、
延長をする部分のフローリングは、
キッチンの下に隠れてしまう部分から剥がして
再利用する予定です。
既存のフローリングが使えれば、
質感や色合いが全く同じものとなり、
床を延長しても違和感なく仕上がります。
似たような物を探して施工することも可能ですが、
全く同じにはなりません。
ただ、既存のフローリングの再利用は、
実は好条件が重ならないとできない工事です。
フローリングと下地に接着剤が付いていないことや、
剥がすときの力に負けて割れてしまわないことなどが
必要なのですが、今回はこの好条件が重なり、
無事に再利用することができました。
まず、1期のキッチン工事の際に、キッチン下に
隠れる範囲のフローリングを剥がします。
フローリングには、〝サネ″と呼ばれる
フローリング同士をかみ合わせる部位がある為、
1枚ずつ外していく方法を取りました。
フローリングを剥がした部分は、
同じ厚みのベニアを敷き、高さを合わせ、
キッチンが設置できるようにします。
キッチンが設置され、フローリングを
剥がした部分は見えません。
これで、1期のキッチン工事は完了です。
つづいて2期工事で、
そのフローリングを使って玄関の床の延長を行います。
床を延長する為に、
まず、既存の玄関の框・付框を取り外します。
框を取り外した所にフローリングを張る下地を組み、
オークの框・付框を取り付けます。
今回は既存の玄関タイルも再利用する為、
新しく取り付ける框・付框も
ピッタリの寸法の物を用意しました。
框と付框・既存のタイルとの取り合いも、
隙間なく納められました。
下準備が終わり、
いよいよ、フローリングを張っていきます。
1期工事で取り外したフローリングを1枚1枚見て、
木目や破損がないものを選んで取付けます。
そして、完成した玄関フローリングの写真です。
既存のフローリングを再利用した為、
どこから延長したのかもわからない仕上がりに
できました。
新規で取り付けた框も、
塗装工事で色を付けていくと予定です。
全体がより違和感がなく
仕上がるのではないかと思っています。
今後も、このようなリフォームならではの、
難しく、やりがいのある工事を行っていき、
お客様によりよい監督を目指して、
頑張っていこうと改めて感じました。
平
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