松下 恵子 2019.07.15
こんにちは、松下です。
7月になりましたね。
前回のブログの時期は夏のような暑さが続いていましたが、
梅雨に入り、7月になっても驚くぐらい涼しい日が続いていますね。
梅雨が明けて一気に暑くなると体調管理にも気を付けないといけないですね。
さて今回は、先日LIXIL横浜ショールームで行われたセミナーに
行って来た様子をお伝えしたいと思います。
LIXIL横浜ショールームは、みなとみらいの横浜アイマークプレイス
というビルの３階にありまして、キッチンや浴室、洗面台やトイレ
といった設備の展示から、フローリングや建具、タイルなどの内装部材、
サッシやエクステリア商品に至るまでたくさんの展示があります。
今回は、キッチンや浴室などの設備品を一通り見学した後、
「窓ゼミ」という窓に関するセミナーに参加してきました。
「IXILﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞより」
大開口の写真を１枚紹介しましたが、この開口部は
実は窓を全開にした状態で、外から見ると
「LIXILﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞより」
格子の部分に窓がすっぽりと納まるようになっています。
こちらの窓は、LIXILの「LWｽﾗｲﾃﾞｨﾝｸﾞ窓」という新商品です。
この窓の生まれるきっかけが今回のセミナーに関係してくるのですが、
今回のセミナーは、この商品の監修をされた建築家の伊礼智先生の
お話を聞くことができるということで、とても楽しみにしていました。
伊礼先生は、生まれ育った沖縄でのお話や実際に設計されたお宅の
写真やスケッチを見ながら、いろいろなエピソードを紹介して
くださいまして、設計のコンセプトやいろいろな想いを
聞くことができてとても勉強になりました。
中でも、
「街と家の あいだ を考える、やわらかな境界・ゆるやかなつながり」
という言葉がとても印象的で、家を設計するにあたって
間取りはもちろんですが、外とのつながりや街とのつながりを
意識することが大切だということをお話いただきました。
やさしいようで実はとても奥が深い言葉だなと思うのですが、
家の中から見る外の景色も、外から見る家のたたずまいも、
家から一歩外に出てみようかなと思う心境もいろいろな感情を
設計で生み出すことができるのではないかと
自分なりに解釈をして聞いていました。
それぞれの環境やお住まいになる方によって条件は様々ですが、
まだまだ可能性がたくさんあると思いますので、
今回伺ったお話を糧に今後に生かしていきたいと思います。
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