上田 幾美 2019.09.30
こんにちは。設計の上田です。
少しずつ早くなる夕刻時、空いっぱいに広がるうろこ雲。
秋の気配を感じる機会が増えてきましたね。
ここ数日暑さが戻ってきていますが、
夏の感覚を記憶しておく今年最後の貴重な機会。。。
いつも以上に感覚を研ぎ澄まして、
日々過ごしたいと思います。
そんな中、街中でも気になる出会いが。
藤沢付近を車で走行中、道端に気になるのぼりを発見。
引き寄せられる様にそのまま左折しました 笑
どうやらパン屋さんの様子。
手縫いの可愛らしいのぼりに、
入店する前から心を鷲掴みにされました、、、。
注文したサンドイッチが出来上がっていく様子を眺めながら、
入口近くの小上がりに腰を掛けてひと休みです。
高い天井に立派な梁、壁には歴史を感じる土壁と、
見応えのある建物。
それもそのはず。
待ち時間に調べてみると、こちらの『関次商店 パンの蔵 風土』は、
蔵を改装したベーカリーで、明治19年に建築されたこの蔵は
重要文化財にも指定されているそうです。
因みに印象的な刺繍ののぼりやのれんは、
オーナーでもある奥様の手造りとのこと!!
素敵過ぎます。。。
蔵特有の小さな窓からひっそりと落ちる光は幻想的で、
土壁に覆われた店内は大地に包まれているような安心感が。
心地よい空間には、窓はもちろん大切ですが、
同じくらいに壁も大切。
そんな貴重な体感も得られた貴重なひとときでした。
勿論、パンもとても美味でした。
ごちそう様でした。
CATEGORY
ARCHIVE