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スタッフブログ

大坂 崇徳 2019.10.07

台風のあと 瓦の破損とその応急処置

お彼岸も過ぎて、少しずつ秋らしい陽気が増えてきた

気がする今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今年は猛暑につづき残暑も厳しい夏でしたので、

現場の職人さんからは「やっと楽になってきたよ・・・」と

いう声が良く聞かれます。

私は個人的には夏が大好きなので、

秋の訪れが少し残念でもあるのですが、

秋は秋で楽しみもいっぱいあります。

今週は、秋の味覚も大好きな大坂が書かせていただきます。

 

この1週間では、解体完了検査が1件、木造軸組み検査が1件、

木工事完了検査が1件、外装完了検査が1件、工事完了検査が2件ありました。

 

さて、秋の味覚の代表と言えば秋刀魚ですが、

今年は大変な不漁だそうです。

型も小さく、脂乗りも良くないそうですが、

不漁のため価格はとても高く、例年の3倍以上の値が付くことも。

あるニュースでは、地球規模の気候の変動に

遠因がある可能性についても触れられていました。

これは以前にも書きましたが、最近の気候は

昔に比べてとても極端になった気がします。

夏場には、暑い日中の暑気を掃うような夕立が有難かったものですが、

今ではゲリラ豪雨と呼ばれるような恐ろしい降雨になってしまいました。

そして、先日の台風15号は、千葉県を中心に大変な被害をもたらしました。

 

幸い、私共の施工中の現場やお客様宅ではあまり大きな被害は

ありませんでしたが、瓦が落ちたり、軒天井のベニヤがめくれたり、

アンテナが動いてしまったり・・・などの被害について

数件のご相談がありました。

その中から、瓦屋根のことを少しご説明したいと思います。

 

瓦と言っても様々な種類があり、

素材としては粘土、セメント、コンクリートなどがあり、

粘土瓦でも作り方によって陶器瓦といぶし瓦では特徴が変わりますし、

平瓦やS瓦など形やデザインの違いなども含めると

実は非常に多種多様な屋根葺き材です。

 

歴史も古く、各地域の風土に根ざした風情がありますが、

非常に重いという特徴があります。

そのため、地震や暴風でズレや隙間が生じると、

落下や飛散するリスクが高くなるので、

定期的なチェックとメンテナンスが大切な屋根材です。

 

近年では、地震や暴風に強い形態や工法の瓦も多種流通していますが、

古いものですと釘等で固定もしてない、自重で屋根の上に

載っているだけの瓦屋根も多く存在しています。

 

先日、お客様から台風で瓦が1枚落ちてしまったので見てほしい、

というご連絡をいただいた建物も、釘固定の無いセメント瓦の屋根でした。

 

遠くから見ると、瓦が無くなった個所は穴が開いたように見えます。

 

 

梯子で昇って近くで見ると、瓦2枚分が剥がれて、

1枚は雪止め金具に引っ掛かり、1枚は地面に落下したのだ、

ということがわかりました。

 

 

 

 

幸い下葺きの防水シートに目立った劣化は見られず、

瓦桟も腐っていませんでしたので、

今のところ漏水はしていない様子でした。

 

 

しかし、瓦の裏の刻印から、20年以上前の瓦で、

現在は流通していない製品だということが判明しました。

 

残念ながら割れてしまった瓦の代わりになる瓦が

手に入らないので、割れた瓦を使って何とか

応急処置をすることにしました。

 

瓦を差し込みながらシーリングで割れた瓦をくっつけて・・・

 

 

 

隙間なく瓦を戻したら、さらに上からシーリングを施します。

 

 

これで、見た目は良くないですが、通常の雨なら

全く問題ないレベルに補修出来ました。

 

瓦屋根の特徴の一つに、

破損してしまっても1枚単位で補修が出来る、

という良い点があるのですが、

あまり一般的ではない形状やデザインですと

現在では手に入らないことがあり、対応にとても苦慮します。

 

このお客様も現状をお伝えすると少し安心したご様子でしたが、

改めて金属屋根等に葺き替えることを検討することになりました。

 

皆様も、暴風雨などの後には、

住まいの特に外観を良く見直してみてください。

 

何か変化や気になることがあった場合は、

早めに専門家に相談されることをお勧めします。

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