上田 幾美 2020.01.20
こんにちは。
設計の上田です。
年末年始前後は、ゴールデンウィーク、お盆休みと並ぶ、
完成物件お引渡し＆工事着手の弊社のピーク時期です。
井出さんがブログでもご紹介させて頂きましたN様邸もそのひとつ。
無事にお引越しを済ませお正月を過ごされたご連絡を頂き、
ほっとしました。
ブログ末尾で触れていた障子以外にも、既存和室の
しつらえを活かした箇所がもう一ヵ所。
床の間周りです。
既存のご様子がこちら。
改装前
改装後
思い入れのある黒檀の床柱をそのまま活かし、
床柱向かって右側にあったお仏壇スペースを
左側の旧床の間へ移動しました。
今回、畳敷きからフローリング貼りへの床改装に合わせて、
お仏壇スペースも立った時に丁度の良い高さで計画しています。
床柱に残った既存の長押は、元の住まいの和室を
より思い出させる愛着のあるパーツとなりました。
床柱右側面の壁は黒檀の濃い色となじむ様に、
落ち着いた色調のタイルをご提案させて頂きました。
“今まで“と“これから”
“和“と“洋“
両者が自然とつながる空間となったのではないでしょうか。
Ｎ様、有難うございました。
是非、お住まい後のご様子もお伺いさせてください！
今後共よろしくお願い致します。
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