両角 敏成 2020.01.27
こんにちは、両角です。1月も最終週に入りました。
今年は本当に暖かい。
初詣に行く際には毎年必ずジャンパーを着て行くのですが、
今年は着なくて大丈夫でした。
そのままジャンパーを使わず今日まで来ましたが、
今週からは必要そうな感じですね。
1月は年末年始休暇で太った5㎏を必死で削っている日々です!
全然落ちませんが・・・。
さて今回は前回ご紹介した腐食部分の補強工事の紹介を少しだけ。
1階の土台と柱が腐食していたのは
前回ご紹介させて頂いたと思いますが、
よくよく解体して行ってみると1階の梁(桁)から
2階の柱まで腐食してしまっている事が更に判明。
土台と柱
部分的な解体工事で進めるリフォーム工事では
全部を入れ替える訳にもいかないので、
解体箇所で補強していきます。
まずは土台補強から
腐食が進行して強度が不安な部分まで撤去し、
新たな土台を入れていきます。
土台の入れ替えが完了したら、新しい柱と添え柱を建てていきます。
この段階で1階の梁も腐食してしまっていた為、
既存の梁の下に新規に梁を入れ補強します。
続いて1階の梁補強の続きから2階の柱補強を行っていきます。
こちらの写真の赤い部分は梁、黄色い部分が柱です。
梁から下の1階の柱は上記の工事で補強完了。
次はこの梁と2階の柱です。
1階の補強工事で新たに梁を入れていますので、
腐食した部分の撤去と新たな梁を入れていきます。
(基本は土台の時と同じ進めかたです)
梁補強が完了しましたら新しい柱を建てます。
これで1階~2階までの腐食部の軸組の補強工事が完了です。
ここから更に金物の取り付けと筋交い補強を行って
補強工事の完了となります。
最小限の解体でここまでの補強が出来て良かったです。
これ以上腐食が進んでいたら、もっと解体部分を
広くしなければいけなかったかもしれません。
リフォーム工事は大なり小なりこういった事があります。
開けて見なければわからないとは言え、
事前にわかる画期的な方法はないものですかね?
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