2020.04.06
こんにちは。工事部の平です。
今回は、フローリングを張る様子をお伝えします。
前回の現場レポートでご紹介した床下地の上に、
桧の無垢フローリングを張っていきます。
まず、フローリングを張り始める前に部屋全体やホールの間口を見て、
張り始めの基準となる位置を決めます。
これは各所の壁際などに、
極端に巾が狭いフローリングが来ないようにするための
「割り付け」という作業です。
このお宅は、ホールとリビングのフローリングが繋がっていく為、
ホールのフローリングが、両壁際ともバランス良く仕上がる所を
基準にして割り付けしました。
フローリングには「サネ」と呼ばれる
フローリング同士がかみ合って繋がる加工がされていて、
専用のボンドも併用しながら張っていきます。
張り終わりに楔を打って、フローリングとフローリングのサネを
きちんとはめ込み、床鳴りなどを防ぎます。
フローリングは、仮養生をしながら張っていきますが、
全て張り終えたら厳重に養生を施して完了です。
こちらの床の仕様は、フローリングの他に、
クッションフロアという別の仕上げを施工する箇所があります。
その為、床材が切り替わる取り合いに、見切り材を入れたり、
フローリングを加工して納めています。
まだ写真では分かりずらいと思いますが、
建具枠や壁が出来て、建具が吊り込まれた時に、
建具の下で床の切り替えがされるように
計算して施工しました。
今後、その建具枠や間仕切り壁を施工していくので、
次回はその様子をお伝えします。