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現場レポート

2020.03.16

工事着工(養生・解体開始) 海老名市KT様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回から、海老名市のマンションの

改装工事の様子をお伝えしてまいります。

 

こちらは、今まで住んでいたマンションの

フルリフォームとなります。

 

主な内容は、

間取り変更、内装替え

(桧フローリングの重ね張り、クロス張り替え、建具交換)、

水まわりの設備機器を交換する計画です。

 

改装する前のお部屋の写真です。

 

 

 

 

まずは、養生です。

ほとんど解体を行うので室内養生は一部ですが、

マンションの場合、共用部分の養生も行います。

共用部分の養生は、マンションの管理人さんと打合せをして、

養生を行う箇所や範囲を決めます。

こちらのマンションは、共用部分の廊下とエレベーターを

ブルーシートやプラスチックボードで保護しました。

 

 

 

その後、解体工事を始めます。

設備機器(ユニットバスやキッチン、トイレ)から撤去していき、

仕切り壁の石膏ボードを解体しました。

 

 

 

今後の解体工事は、給排水工事を行う為に床を開口していく予定です。

 

次回は、解体完了の様子と設備配管工事についてお届けします。

2020.03.23

解体完了・給排水工事 海老名市KT様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

マンション改装工事の今回は解体完了の様子と

給排水工事についてお伝えします。

 

既存の洗面所とキッチンの床を解体して、

排水管や給水・給湯管が見えるようになりました。

 

 

その後、解体ゴミを搬出し、掃除をして解体完了です。

 

 

 

解体工事が終わると、給排水工事を行います。

 

大部分の既存床を残して重ね張りをする計画ですので、

解体した範囲内で配管を切り回して、

新規設備の計画位置に配管を直します。

 

 

青の配管が給水で、オレンジの配管が給湯になります。

 

マンションの排水管の”共用管”と呼ばれる各階を縦に

貫いている太い配管は専有部分ではないので、

既存維持し、その先から配管を交換しました。

 

 

共用管から1mは耐火用のパイプを使用している為、

色が緑色になっています。

 

また、排水管と給水管を配管する為には、

設備業者が配管の位置を決定できるように、

図面と現場の状況を見て、

壁の位置を示す必要があります。

今回は、みどりテープで壁の位置を示しています。

 

 

上の写真は、キッチンの配管です。

今後、キッチン前の壁が出来てキッチンが設置されるので、

その様子もお伝えできればと思います。

 

給排水工事が終わりましたら、

床の開口部に置床で塞いでいきます。

 

次回は、その様子をお伝え致します。

2020.03.30

置床工事 海老名市KT様邸マンション改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は置床工事の様子をお伝え致します。

解体工事で床下地を撤去した箇所を、

置床と呼ばれる防音性能がある床下地材で

塞いでいきます。

 

 

置床は、マンションでよく使われている資材で、

スラブの上に防振ゴムが付いた支持脚を立てて、

パーティクルボードとベニアをその上に敷き込み、

床下地を造ります。

 

 

防振ゴムが付いた支持脚

 

新規フローリングの上に重ね張りをする為、

置床の高さは、既存の床材とピッタリと

合っていることが重要です。

 

置床が施工されたら開口部分が塞がって、

床面が広がりました。

 

 

置床の施工が終わると、いよいよ大工工事です。

 

まず、元々が畳やカーペット、クッションフロア等で

床の下地が下がっている所に、

ベニアを増し貼りして床下地のレベルを合わせます。

 

畳やカーペットやクッションフロアは

それぞれ厚みが異なるので、

施工するベニアの厚みを変えるなどして、

微調整をしています。

 

 

 

今後は大工さんがフローリングを敷いていくので、

その様子をお伝えします。

2020.04.06

床張りの重要点 海老名市KT様邸マンション改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、フローリングを張る様子をお伝えします。

 

前回の現場レポートでご紹介した床下地の上に、

桧の無垢フローリングを張っていきます。

 

 

 

まず、フローリングを張り始める前に部屋全体やホールの間口を見て、

張り始めの基準となる位置を決めます。

 

これは各所の壁際などに、

極端に巾が狭いフローリングが来ないようにするための

「割り付け」という作業です。

 

このお宅は、ホールとリビングのフローリングが繋がっていく為、

ホールのフローリングが、両壁際ともバランス良く仕上がる所を

基準にして割り付けしました。

 

フローリングには「サネ」と呼ばれる

フローリング同士がかみ合って繋がる加工がされていて、

専用のボンドも併用しながら張っていきます。

 

 

 

 

張り終わりに楔を打って、フローリングとフローリングのサネを

きちんとはめ込み、床鳴りなどを防ぎます。

 

 

フローリングは、仮養生をしながら張っていきますが、

全て張り終えたら厳重に養生を施して完了です。

 

こちらの床の仕様は、フローリングの他に、

クッションフロアという別の仕上げを施工する箇所があります。

その為、床材が切り替わる取り合いに、見切り材を入れたり、

フローリングを加工して納めています。

 

 

 

まだ写真では分かりずらいと思いますが、

建具枠や壁が出来て、建具が吊り込まれた時に、

建具の下で床の切り替えがされるように

計算して施工しました。

 

今後、その建具枠や間仕切り壁を施工していくので、

次回はその様子をお伝えします。

2020.04.13

間仕切り壁と造作建具枠の設置 海老名市KT様邸マンション改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、間仕切り壁や建具枠の造作の様子をお伝えします。

 

フローリングが張り終り、ひとつの広い空間となったところに、

間仕切り壁を建てて各部屋を区切っていきます。

 

図面に従って、間仕切り壁の位置を測り出し、

幅や厚み、長さなどが異なる数種の材木の中から

適切なものを選び、壁下地を組みます。

 

洗面所

 

 

キッチン・パントリー

 

建材の建具枠を取り付ける箇所は、間仕切り壁の

下地材を建具枠に合わせて、開口して組み、

枠材をはめ込むように建てて固定します。

 

 

上記写真は洗面所の引戸です。

引き込む側の方立を建てて、壁をつくるとさらに雰囲気が変わります。

 

 

また、前回の現場レポートでお伝えした、床の見切りとの取り合いは、

床仕上げ材の切り替えの位置がぴったりと建具の下に納まっています。

 

 

その他、ウォークインクローゼットの建具枠なども取り付けました。

 

 

今後は、キッチンカウンター収納などの造作工事を行っていく予定です。

次回はその様子をお伝え致します。

2020.04.20

造作工事 海老名市KT様邸マンション改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、造作工事の様子をお伝えします。

 

これは、現場で大工さんが製作したキッチンカウンター収納です。

 

 

新規のキッチンと、既存の出窓が接する箇所に

設置する計画なので、それぞれの取り合いが違和感なく

綺麗に納まるように打合せを重ねて造りました。

 

通常は、カウンター収納を造ってから、

キッチンを設置するのですが、取り合い施工性や

水平・垂直の微調整のしやすさを優先して、

順番を逆に施工することにしました。

 

まず、キッチンの設置です。

 

既存の床に、重ね張りをする計画の場合は、

床の水平があまり良くないことが多い為、

キッチンを水平に設置する為に台の下に

パッキンを用いて調整しながら設置しました。

 

その後、キッチンカウンターをバックガードに

ぴったり重なるように造作します。

 

 

さらに、そのカウンターの上に隙間なく納まるように、

微調整しながら、出窓のカウンターを設置しました。

 

 

後工程で、キッチンカウンター収納には

引戸とサイドパネルが取り付けられます。

その様子も改めてお伝えします。

 

つぎに、畳コーナーのご説明をします。

 

今回の畳コーナーは小上がりになっていて、

畳の下を収納として使う計画です

 

 

 

二方向に框があり、框を固定する為の接着材が乾くまで、

あて木をしているところです。

 

 

畳コーナーの側面には、突板と呼ばれる

銘木の板を貼り付けています。

 

無垢のフローリングとの接点に隙間が出来ないように、

数ミリあるかないかのフローリングの凸凹に対しても、

突板を削ったりフローリングを欠き込んだりして施工しています。

 

 

 

大工さんの造作が終わると畳屋さんが採寸をします。

それを基にぴったりと合う寸法の工場で製作された畳が

後日敷き込まれて畳コーナーは完成です。

畳が入るのが今から楽しみです。

 

次回は、木工事完了を様子とクロス工事の様子をお伝えします。

2020.04.27

木工事完了・クロス工事 海老名市KT様邸マンション改装工事

こんにちは。工事部の平です。

木工事完了とクロス工事の様子をお伝えします。

 

玄関ホールの羽目板張りや造作収納の施工が終わり、

木工事が完了しました。

 

ホール

 

 

シューズクローク

 

パントリー

 

 

一カ月半余りの大工工事が終わり、

仕上げ工程のクロス工事が始まりました。

 

まず、石膏ボードのジョイントやビス頭を

パテ材で埋めて下地処理をします。

 

 

 

既存のクロスが残っている箇所は、

クロスを剥がしてから下地処理をします。

既存のクロスを剥がした所と新規ボードとの取り合いは

特に念入りにパテ材で平滑にして下地を造ります。

 

下地処理が終わるとクロスを貼っていきます。

 

上で紹介したパントリーのクロスが貼り終えた様子です。

 

 

次回は、クロス工事完了と珪藻土塗りの

下地処理についてお伝えします。

2020.05.11

クロス貼り完了・珪藻土の下地処理 海老名市KT様邸マンション改装工事

こんにちは。工事部の平です。

クロス工事完了と珪藻土の下地処理の様子をお伝えします。

 

前回の現場レポートでお伝えした

下地処理を施した壁と既存クロスを剥がした壁に

クロスを張りました。

 

畳コーナーのアクセントクロス

 

居室のアクセントクロス

 

サニタリークロス

 

サニタリーには上記写真のクロスを張っていない箇所に

タイルも貼っていく予定です。

さらに、造作ミラーや収納も設置するので、

次回、その様子もお伝えします。

 

次に珪藻土の下地処理です。

 

新規石膏ボードの壁は、専用のパテ材とテープ材で、

石膏ボードと石膏ボードの継ぎ目やビスの頭を埋める

下地処理を行います。

 

 

 

既存の壁下地を再利用する場合は、

既存の下地の種類に応じて下地処理方法を変えています。

 

木造住宅は石膏ボードの下地のみのことが多いのですが、

マンションの場合は、躯体のコンクリート壁に

直接クロスを貼っている箇所と、石膏ボードの箇所が

面ごとに異なることが多く見受けられます。

 

石膏ボード壁は、既存のクロス上に珪藻土を塗っていきます。

クロスに剥離や浮きの現象がある場合は、

剥がして専用のパテ材で前処理を行います。

 

コンクリート壁は、珪藻土を塗った際の水分で

クロスが浮いてくることも事前に考慮し、

専用の強化材を施して塗ります。

 

こちらのお宅はコンクリートの壁に

クロス剥離や浮きの現象が多かったので、

クロスを綺麗に剥がし、

下地のコンクリート壁の状態に戻してから、

2種類の接着を良くする下地材を施しました。

 

 

これから下地処理を行った壁に珪藻土を塗っていきます。

 

次回は、珪藻土の仕上げ塗りと家具工事の様子をお伝えします。

2020.05.18

珪藻土塗り完了・家具・タイル工事 海老名市KT様邸マンション改装工事

こんにちは。工事部の平です。

珪藻土塗りの完了と家具工事・タイル工事の様子をお伝えします。

前回の現場レポートでお伝えした、下地処理を行った壁に

珪藻土の仕上げ塗りを行いました。

 

 

 

珪藻土は、吸放湿の高い塗り壁材ですので、

きっと快適な生活を送って頂けると思います。

 

次に、家具工事です。

こちらの計画での家具工事は、

洗面化粧台のミラー収納とキッチンのサイドパネル、

カウンター収納の引戸の取り付けなどがあります。

 

キッチンのサイドパネルとカウンター収納の引戸

 

洗面化粧台のミラー収納

 

大工工事が完了した時点で、それぞれの設置個所の寸法を測り、

工場でピッタリのサイズに造り、設置しています。

 

そして、ミラー収納を設置した後にタイル工事となります。

 

ミラー収納の設置時に、タイルの大きさに合わせて高さを

決めているので、綺麗に割り付けられました。

 

 

キッチンにタイルを貼りました。

 

 

 

こちらのタイルデザインは、タイルの巾を

4分の1ずつ、ずらして貼るデザインです。

通常は、芋目地(目地のラインを縦横共に通す貼り方)や

馬目地(タイルを半分ずつずらす貼り方)で貼ることが多いですが、

また違った雰囲気で良いですね。

 

今後、設備機器の取り付けを行い、

床に張ってある養生シートを剥がして

クリーニングをすると工事完了です。

 

次回は、工事完成の様子をお伝えします。

2020.05.25

工事完了 海老名市KT様マンション改装工事

こんにちは。工事部の平です。

衛生設備器具や照明器具の取付けを行いました。

 

 

 

その後、床の養生シートを剥がして

クリーニングを行い、全工事が完了しました。

完成した様子をご覧頂きたいと思います。

 

まず、リビングとキッチンです。

 

改装前

 

改装後

 

 

リビングと和室の間仕切りもなくなり、

畳コーナーが出来ました。

とても空間に広がりが生まれたと思います。

 

改装前

 

改装後

 

洗面化粧台も洗面ボールが設置され、完成です。

 

 

廊下は、桧のフローリングと天井の栂の羽目板が綺麗です。

 

 

玄関横に、新たにシューズクロークを造りました。

土足のまま入れる床の仕上げで、

壁沿いに可動棚を設置しています。

廊下との間に、自然に空気が入れ替わるように

スリットを入れて、湿気対策も考慮した大容量の収納です。

 

 

お陰様で無事に工事を完成させることが出来ました。

KT様、3か月間に及ぶ工事でしたが、

誠にありがとうございました。

今後とも末永いお付き合いの程、宜しくお願いします。

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