2019.10.07
こんにちは。工事部の平です。
今回は、鉄骨造部分のバルコニー工事の様子をお伝え致します。
以前の現場レポートで紹介した木造部分に続き、
鉄骨造部分も防水の塗り替えを行います。
まず、1階が雨ざらしにならないように、
木造のバルコニー施工時と同様に
こちらのバルコニーにも仮屋根を建てました。
仮屋根は、骨組みを大工さんに組んでもらいます。
鉄骨造のバルコニーは屋根を掛けるスパンが広い為、
トラス構造も利用して掛けました。
トラスは2×4工法の建物などの屋根に用いられる工法で、
三角形の骨組みで屋根の荷重を支えるものです。
骨組みが完成したら、10m角のブルーシートを掛けて
仮屋根の完成です。
その後、解体業者が既存のシート防水を剥がします。
シート防水を鉄骨造のスラブから剥がすのは容易ではなく、
細かくカッターを入れて剥がしていきます。
シートを引っ張って剥がれても、新規防水のFRPを塗布した時、
凹凸が浮き出てこないよう、丁寧に削り取りました。
既存の防水が剥がし終わったら、新しい防水の施工を行います。
その様子は、次回の現場レポートでお伝えます。