2015.07.21
こんにちは。施工監督の井出です。
先日、相模原KF様邸の改装工事着工を控え、三者立会いを行いました。
三者立会いでは、最終図面をもとに
「お客様・設計士・コーディネーター・施工監督」が現地にて
工事内容の最終確認を行います。
図面では伝えきれない細かな部分の確認やお客様のご要望と
最終図面が一致しているのか、などを共通認識する場でもあります。
着工のスタートは解体工事です。
今回私は、この場に解体業者さんに来てもらい、
打合せを兼ねさせて頂きました。
駐車場所やご近隣との位置関係・解体箇所の既存の状況、
それぞれの工事によって、その場所に合わせた施工方法が
ございますので、着工に向けて事前に準備を進めてもらいます。
次回は解体工事着工の様子と、既存内部の状況をお伝えします。
2015.07.28
こんにちは施工監督の井出です。前回に引き続き、
KF様邸は昨日より、解体工事が着工致しました。
詳しい解体工事の様子は、また次回お届け致しますが、
今回は、養生と既存内部の状況をお伝えします。
解体工事の時に注意が必要なものは、
既存利用品(床や内装等も含む)の養生です。
今回は屋根残しのフルスケルトン工事なので普段に比べて
少ないですが、既存利用品は埃が被らないようにしっかりと
養生をし、モノが何かを明確にしておきます。
解体を控えた内部の状況はこちら。
これから、どのように変化していくのか、私も楽しみです。
次回は解体工事の状況と、足場の設置状況をお伝えします。
井出
2015.08.04
先週は、内部の解体工事を進めました。
石膏ボード剥がしから始まった解体工事も
屋根を残してのフルスケルトンになりますので、
1週間解体を進めると。。。
見事に内部が構造体のみの状態になりました。
先週末には足場も掛かり、
今週は外壁の解体工事を進めていきます。
井出
2015.08.11
先週は、外壁の解体工事を進めました。
屋根と構造体のみを残して、解体終了致しました。
解体工事中に重要な管理項目のひとつに
「腐食状況のチェック」があります。
お風呂や屋根、バルコニー等、水が関わるところが要注意です。
↓こちらは既存バルコニーです。
もしかしたらと心配していたところ。。。↓
バルコニーの腰壁開口部から、雨水が入っていたようです。
ただ、構造体のみを残して撤去を進めると、
先程の見た目とは反して、すっきりしました。
ただ上から見ると、やはり傷んでいる部分が残っております。
この腐食状況により、
既存維持なのか!補強なのか!交換なのか!
を判断していきます。
今回は、この部分の梁交換を選択しましたので、
こちらを構造補強計画に加えて、工事を進めていきます。
次回は、社内の解体完了検査の様子と、
構造補強計画についてのお話をお届けします。
井出
2015.08.25
解体工事後、社内の解体完了検査を受けました。
技術責任者と、今回は設計担当を交えての検査となりました。
この場では、
現状の構造と新規計画を照らし合わせて、
予定している構造補強に問題はないか。
他に必要な構造補強はないか。
施工を進めていくにあたっての注意点について。
等々、現地で検証します。
この解体完了検査での内容を計画に加え、
工事を進めていくのですが、
今回は、構造補強計画を図面にまとめました。
こういった図面だけでは伝わり辛いが、とても重要な内容は、
メモをしたり、現地に記したり、打合せで進めていく等、
方法は様々ですが、今回は細かい部分も含めて内容が多かったので、
頭に叩き込むためにも、構造補強図面を作成しました。
この図面を加えて、いよいよ木工事に進んでいきます。
井出
2015.09.01
先週は、設備や電気等の現地打合せを行いました。
また構造補強図面に加えた材料の準備が整い、
現地に搬入されました。
桧の柱材、米松の梁材を中心に序盤で使用する
材料・金物関係になります。
次回は、これらを使用した構造補強の進捗状況を
お届け致します。
井出
2015.09.08
2015.09.15
先週は構造補強と合わせて、壁面の下地組みを行いました。
柱と柱の間に、間柱と呼ばれる下地材(柱と比べると薄い材料)を建てていきます。
これらは基本的に455mmピッチで建てていきます。
また、1階まわりの下地組みが終了しましたので、防蟻処理を行いました。
土台・大引き・柱(※基礎天端から立ち上がり1m程度まで)まで薬剤を塗布します。
塗布された部分は、黄色く色が変わっております。
現地には、サッシも搬入されましたので、
次はサッシの取り付けにも進んでいきます。
次回は内部設備配管やサッシの取付状況をお届けいたします。
井出
2015.09.22
前回行っていた壁面の下地組みにサッシを取り付ける
開口を造り加えております。
この開口に順々にサッシを取り付けていきます。
サッシ取付が終わった全体的な雰囲気はまた次回。
並行して、床下の給排水設備配管・ガス配管を行いました。
2階に上がっていく部分や、車庫上の洗面、UBの配管は
空中戦になるので、内部の木工事がもう少し進み、
足場が良くなって、配管を固定していける状態に
なりましたら再度施工を進めていきます。
次回はバルコニーや床の下地組みの状況をお伝えいたします。
井出
2015.09.29
サッシが取付けられ、外部は防水紙が張られました。
雨が入らなくなりましたので、内部は床組みが進んでおります。
1階・2階とも約30cmピッチでネダ材を流しておりますが、
このネダ材を受ける梁や大引きの間隔によってサイズが異なります。
1階は大引きのピッチが91cmのため、高さ6cmのネダ材。
2階は梁のピッチが約182cmのため、高さ10.5cmの
ネダ材を使用しております。
また、ここで重要なのがネダ材と大引きや梁との間に
接着剤を充填する事です。
年月が経つと、この接点が原因で歩くたびに
床がギーギー鳴ることがあります。
接着剤を充填することで、防止できます。
ネダ組みが終わりましたら、床下断熱材を充填し、
捨て張りのベニヤを張って床下地組みが完成致します。
次回は防水工事や2階の設備配管の状況をお伝え致します。
井出