fbpx

新築・注文住宅・リフォーム・リノベーションは

湘南・神奈川・横浜の優建築工房

新築・リフォームは湘南・神奈川・横浜の優建築工房 優しい暮らし

スタッフブログ

大坂 崇徳 2020.08.17

エアコンのメンテナンス ~秦野市築7年 住宅のメンテナンスレポート~

夏も真っ盛りで、連日のように猛暑日が続いていますが、

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

夏バテなどしていませんか?

今週は、夏が大好きで、食欲がありすぎて、

夏バテよりも体重の増加が心配な大坂が書かせていただきます。

 

先週は、私共も1週間ほどの夏休みをいただきました。

新型コロナウイルスの影響でなかなか外出しづらい夏ですが、

こんな時だからこそと、子供たちとプール遊びや

バーベキューなどの家で過ごす時間を楽しむ夏休みとなりました。

 

 

少し前になりますが、本格的な夏を前に、

昨年から調子が悪かった自邸のエアコンの

メンテナンスをプロに依頼しました。

 

今回は、実はトラブルも多い

エアコンのメンテナンスについてお話したいと思います。

 

使用状況によって差はありますが、一般的にエアコンの

耐用年数は10年~15年だと言われています。

 

日常的なお手入れをしっかりすることで快適に使用できますが、

フィルターなどが目詰まりを起こしていたりすると、

効きが悪くなったり、故障につながることもあります。

 

最近の機器は多機能のものも多く、

フィルターの掃除や内部のカビを抑える乾燥モードなど、

様々なメンテナンス機能によって

日常的なお手入れが軽減されています。

 

しかし、どんな機能があっても

定期的なメンテナンスは必要で、

日常的なお手入れを超えるメンテナンスは

業者に依頼することになります。

 

簡易なエアコンの洗浄クリーニングは、

様々な業者が提供していますが、

壁掛けエアコンをそのまま洗浄する方法ですと、

片側からだけの洗浄のため汚れの除去が不充分だったり、

カビ等の除去が不完全だったりします。

 

さらに、汚れを洗浄水と共にドレン配管

(通常、結露水を排出する細い管)から流すため、

この管が後々詰まったり、

ジョイントから漏れてしまったりすることも。

 

数年に一度の簡易的な洗浄なら

これでも充分な場合もありますが、

自邸のエアコンは7年目ということで、

解体して全面的に洗浄するオーバーホールを依頼しました。

 

まず、設置状況はこんな感じです。

 

 

自邸は、延床40坪の木造2階建の戸建て住宅ですが、

夏季の冷房はこのLDKの出窓上にある1台で賄っています。

(冬季の暖房は薪ストーブですので、このエアコンはほぼ冷房でしか使いません)

ですので、これの調子が悪いと、家中が暑くなってしまいます。

 

まず、壁から取り外して、屋外でバラバラに分解していきます。

 

 

 

 

ずっと見ていましたが、さすがプロ。

マニュアルも何も見ずに、どんどん分解していきます。

 

内部の部品を細かく見ると、やはり7年経っていますので、

パーツや部位によっては劣化やさびなどが見られます。

 

 

これは吹き出し口の裏側の、結露水を受け止めて

ドレン配管へ流す部位ですが、サビ汚れがこびりついています。

 

そして、いろいろ調べた結果、この部品から冷媒ガスが漏れ出て、

冷房の効きが悪くなっていたことがわかりました。

熱交換をする、いわばエアコンの主要部品ですね。

 

 

 

この熱交換器は新品と交換しますが、

他の部品は徹底的に洗浄していきます。

 

洗浄には専用の洗浄液と、

 

 

洗浄機を使います。

 

 

排水溝の上で、各パーツを丁寧に洗浄していきます。

 

 

 

 

その後、水気を丁寧にふき取り、

しっかりと乾燥させてから組み立てていきます。

 

この時も、あたりまえのように何も見たりせずに

どんどん組み立てていきます。

思わず手元を見入ってしまいました。

 

 

 

 

内部の様子や部品の構成などが見られて、とても楽しかったです。

子供の頃に、よくプラモデルを作っていたのを思い出しました(笑)

 

プロの手によって、まるで新品のように蘇った自邸のエアコン。

この夏は家にいることが多いこともあって、

とても出番が多いのですが、とてもよく効いてくれます。

 

これ1台で、家中が大体どこでも快適に過ごせます。

改めて、機器のメンテナンスの大切さと、

各分野のプロの技術力に脱帽した経験でした。

 

エアコンにかかわらず、

ご使用の機器に何か違和感や異音、不具合などを感じたら、

皆さんもメンテナンスを検討することをお勧めいたします。

CATEGORY

カテゴリー

PAST BLOG

旧ブログはこちら

ARCHIVE

アーカイブ
優建築工房の季刊誌
page top

page top

page top