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スタッフブログ

平 良介 2020.08.24

障子紙の張り替え

こんにちは。工事部の平です。

毎日、危険な暑さが続いていますね。

今年は例年に増して暑いので、0歳児のいる我が家は、

平日も休みの日も家の中でのんびり過ごしてします。

まだまだ暑い日が続きそうなので熱中症には

充分に気を付けていこうと思います。

 

 

時間にゆとりがある夏休みでしたので、

家の気になるところのメンテナンスもしています。

 

先日は、近所の実家の実家(私のおばあちゃんの家)に

お盆のご挨拶がてらお邪魔した時に、

障子紙の張り替えを行いました。

おばあちゃんの家は築60年くらいになる

昔ながらの木造の平屋です。

畳の部屋が続いており、襖や障子が沢山あります。

その障子に穴が開いていたり、

黄ばんでいたりすることを気にしていたので、

張り替えをしてきました。

 

障子の貼り替えの手順は、

① 霧吹きを使って障子紙を水で濡らして、

 

 

障子紙を剥がす

 

 

② 障子を良く乾かす

 

 

③ 糊を障子の桟に付けて紙をはる

です。

 

今回は障子紙を大きい一枚でなく、桟に合わせた幅の狭い、

重ねて張るタイプのものを選んでみました。

 

二列の桟ごとに分けて張っていくので、

張りやすいかなと思いましたが、張る回数が増える分、

余計に時間が掛かかってしまいました。

 

張り替えが終わると、白く綺麗な障子紙になり、

明るくなったと喜んでもらえました。

 

 

張り替えを行って、障子を見たり触ったりして、

改めて障子の風合いの良さを感じました。

 

障子は、窓装飾や間仕切りとしてなど様々な使い方があり、

当社でも採用することが多い建具です。

 

〇窓装飾

 

 

 

〇間仕切り

 

 

ちなみに、障子は機能性にも優れています。

通気性が良く、吸湿性や断熱性能もある為、

室内環境を良くすることができます。

この時期だと室内の冷房を外に逃げにくくする

効果があります。

 

しかし障子紙が古かったり、

きちんと張れていないと効果が薄くなってしまうので、

障子紙の様子を見て張り替えていくのがおすすめです。

 

張り替えの目安は、

使用環境や種類にもよりますが

5年くらいが良いと言われています。

 

張り替え時期は、

梅雨時のじめじめした時が良いです。

乾燥してくると、障子紙がよりピンっと張ってきます。

 

近年では、花柄や色がついているものなど、

様々な柄の障子紙もあるので、

模様替えが出来て楽しいかもしれません。

 

まだまだ湿気の多い時期なので、気になる方は

障子の張り替えをしてみてはいかがでしょうか。

 

次は可愛い模様の障子紙を張って、娘にも障子が

好きになってもらえるようにしようかと考えています。

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