fbpx

新築・注文住宅・リフォーム・リノベーションは

湘南・神奈川・横浜の優建築工房

新築・リフォームは湘南・神奈川・横浜の優建築工房 優しい暮らし

スタッフブログ

大坂 崇徳 2020.11.09

飛散防止フィルムの施工 ~増改築工事をしたお客様からのリピート工事依頼~

秋もすっかり深まり、

紅葉の話題もちらほらと耳にする近頃、

朝晩は肌寒い日が増えてきましたね。

 

自邸も新築からもうすぐ丸8年となりますが、

日中の日射取得と断熱性能の高さのおかげで

室内はとても暖かく、相変わらず子供たちは

布団を全て蹴飛ばして寝ているので、

風邪をひかないか少し心配になります。

 

今週は、何より寒さが苦手ですが、

冬に暖かい部屋で鍋をつつきながら

お酒を飲むのは大好きな

大坂が書かせていただきます。

 

この1週間では、木工事完了検査が1件、

外装完了検査が2件、完工検査が1件ありました。

 

さて、冬が近づくと、わが家では

薪ストーブを焚く準備をするのが風物詩なのですが、

その様子は次回のブログに譲るとして、

今回は2020年10月号の季刊誌

「リフォーム事情」のコーナーで説明した、

季刊誌vol30_P3

窓ガラスの飛散防止フィルムの施工を

つい先日に行いましたので、

その様子をご紹介したいと思います。

 

今回ご依頼いただいたのは、

8年前に大規模な増築を含む改装工事を

させていただいたお客様です。

 

閑静な住宅地という立地もあり、

当時は既存の窓にシャッター等を

付け足す計画はありませんでしたが、

近年の台風などによる暴風を経験して

何か対策を取りたいとお考えになったそうです。

 

様々な暴風対策がある中で、

今回は割と簡単にできる

飛散防止フィルムを採用いただき、

主に2階の南面の大きな窓ガラスに

施工いたしました。

 

これまで何度もフィルムの施工を目にしていますが、

最初から最後までずっと見る機会は無かったので、

私も興味津々です。

 

職人さんにお願いして、工程ごとに

写真を撮らせてもらいました。

 

まず、施工個所の床や周辺を汚さないように

養生をしてガラスの掃除をします。

奇麗に仕上げるためには、何よりこれが大切です。

 

ガラス全体を霧吹きで濡らし、カッターの刃を付けた

スクレーパーでガラスの表面を削るように汚れや

付着物を取り除いていきます。

 

 

もう一度中性洗剤入りの水を吹きかけ、スキージーという

ガラスから水を切るワイパーのような道具で隅から隅まで

汚れた水を落とします。

 

 

残った水が無いように、

丁寧にペーパータオルなどで拭き取ってから、

フィルムの接着面とガラスの両方に

中性洗剤入りの水を吹きかけます。

 

 

今回初めて知ったのですが、

この中性洗剤入りの水がプロの使う溶液で、

界面活性剤のおかげで施工時のすべりが良く、

ガラスとフィルムの間の空気も

抜けやすくなるのだそうです。

 

充分湿らせたフィルムを上から

ガラスに貼り付けていきます。

 

このフィルムは、事前にガラスより

少しだけ大きい寸法に切ってあります。

 

 

上部の位置を決めて、しっかりと貼り付けます。

 

この時は、先ほどとは違うタイプのスキージーで

フィルムを上から擦るように押えます。

 

 

上部が貼れたら、丁寧に裏紙を剥しながら

フィルムを伸ばして貼り付けます。

 

 

そして、フィルムの上にも中性洗剤入りの水を吹きかけます。

 

 

空気を抜きながら、

フィルムをガラスに密着させていきます。

スキージーでフィルムの表面を

内から外へ向けて抑え、擦ります。

適宜、中性洗剤入りの水を吹きかけ、

滑らかにスキージーを動かします。

 

 

貼り終えたら、周囲の余分なフィルムを

カッターで切り取ります。

 

 

貼ったフィルムがズレたりしないように気を付けながら、

表面の水分を丁寧にペーパータオルで拭き取って完成です。

 

 

正直、目を凝らしてもフィルムが貼ってあるかどうか

わからないくらいの仕上がりでした。

 

ただ、ガラスフィルムの特徴として、

施工後に1度少し白濁して、

その後1~2週間くらいかけて、

水分の蒸発とともにより透明になっていくそうです。

 

ちなみに、計8枚のガラスを施工するのに

3時間ほどの時間を要しました。

 

今回採用したフィルムは、

飛散防止の機能をもつフィルムですが、

紫外線も95%以上カットする優れものです。

 

お客様も、仕上りにご満足いただけたご様子でした。

CATEGORY

カテゴリー

PAST BLOG

旧ブログはこちら

ARCHIVE

アーカイブ
優建築工房の季刊誌
page top

page top

page top