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スタッフブログ

日々の暮らし 2014.04.15

ハウスキーピング -その2-

こんにちは。
桜もあっという間に満開を過ぎ。
景色はすこしづつ色鮮やかに、華やかな季節となりました。
先月、小田原の市役所に行った際、
歩いているとふと足下にバケツが、、、。
『ご自由にお持ちください』の張り紙と一緒に
桜の蕾のついた切り枝が、、、。
お言葉に甘えて2本ほど頂戴してしまいました。
早速玄関に飾りましたが、暖かな陽気と共に
一足早く満開の桜を楽しみました。
自宅でもちょっとした花見が楽しめ、
なんだかほっこりした気持ちになりました。感謝!

さて、そんなせっかくの『桜』を楽しめる暮らしも
ハウスキーピング次第なところもありますよね。
普段から必要なものは整理整頓され、花を生けるゆとりが
暮らしの中に自然に取り入れられると理想ですね。
なかなか難しいことは身にしみておりますが、、、。
ただ、それを少しでも、し易くできるようなご提案を
心掛けたいと思っております。

ハウスキーピングその2は『美しい収納をつくる』。
収納は美しいデザインで美しく維持したいところです。
美しく維持できる収納をつくることが、
私たちの目指したいところでもあります。
住まわれる方の生活習慣や考え方もありますので、
まずはお好みをお聞かせいただければと思います。
大きく分けると、

パターン1:
温かみのある雰囲気で、物が出ているけれど
出ているなりに美しいのが理想的

パターン2:
または、ものはすべて扉の中に隠して
スッキリクールな感じが理想的

パターン3:
またはその中間くらい…

どんな家で暮らしをしたいか、
漠然としたイメージでもしていただけると、
私たちはそこに近づけるようなご提案をいたします。
ただ、ここで皆さん大きな決断をすることになります。
いるものといらないものの見極めです。

一時期断捨離という言葉が流行りましたが、
そこまで極端でなくてもいいと思います。
ただ、家の絶対的な容量は決まってしまうわけですから、
新しい暮らしが始まってもある意味その見極めは
継続して必要になってきます。

お荷物が増えるとそれを管理維持して行く必要も出ますから、
なるべくそういった手間を省きたいですからね。
1つ物が増えたら1つ2つ手離す、
そういった心構えも必要なようです。

その見極めがしやすい環境(収納のつくりや動線)にすることは
私たちの努力するところです。
住まいづくりにおいて、適切な収納が考えられると

① 必要な箇所に必要な分の収納をつくり
② ものたちの帰る場所をつくる
③ 使ったら戻す、戻しやすい環境がつくれる
④ ものの存在場所が分かりやすくなり、
必要以上にものを溜めづらくなる

といった具合です。

最近リフォームやご新築を機にお掃除ロボットを
購入される方が多くなりました。
皆様口を揃えておっしゃるのが、
『お掃除ロボットのために、床に物を置かなくなった』
ということです。

そう、とりあえず一時置きで床に置いてしまう荷物も、
(お掃除ロボットじゃなくても)掃除が大変になると分かれば
一時置きをしないような工夫をします。
一時置きしなくても済むように上記の①~④ができるよう
ご提案していきたいと思います。

前述した『その中間』の実例です。


見えづらい奥にパントリーを備えているため、
対面カウンター下はオープン主体で。
カゴを使ってみせる収納を。


対面キッチンのリビング側からみたところ。


お気に入りの小物や本を暮らしと一体となるようディスプレイしています。
(ダイニングの後ろに備えた家族のPCコーナー。)


対面キッチンのダイニング側からみたところ。
中央はオープンになっていて両サイドがそれぞれ引き戸になっています。
よく使うけど、出ていると散らかって見えがちな隠したいもの
(ex.薬や筆記用具など)は引き戸で隠します。


リビングの中心に備えたカウンター収納は
オープン部分と開き戸を組み合わせました。
オープン部分は抽斗替わりにカゴでやわらかな印象に。


みえるところにはお気に入りの生活道具をディスプレイ感覚で
収納してくださっている事例です。
赤やグリーンが差し色になり、アクセントになっていますね。
中を除くとそこは生活空間ですが、
キッチン道具たちの居場所は決まっていて常に美しく維持されています。

日常の動作の中でスムーズにハウスキーピングができること。
その行為自体が楽しいひと時となること。
日常の些細なことに目を向け、暮らしを豊かに楽しいものになるように。
そんな住まいができるようにご提案を心がけたいと思っています。

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