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スタッフブログ

平 良介 2021.09.27

リフォーム アンカー工事

こんにちは。

工事部の平です。

陽気がだいぶ涼しくなり、

過ごしやすい日が増えてきましたね。

涼しくなったのは良いのですが、

これからの季節は

台風が一番の悩みのタネです。

油断せずに台風の対策も

しっかりしていこうと思っています。

さて今回は、

私が担当しているリフォーム現場で、

先日行ったアンカー工事について

お伝えしようと思います。

建物の土台に腐食がありましたので、

腐食部分を新しい土台と交換します。

その土台がしっかりと

基礎に固定できるように、

新たにアンカーとなるボルトを

基礎に埋め込んでいきます。

アンカーボルトとは、

建物の基礎と土台を固定する

金物のことを言います。

新築の建物にも、基礎工事の工程で

アンカーボルトを設置しています。

新築の場合、

基礎のコンクリートを打設する前に

あらかじめ設置しておき、

コンクリートの中に

埋め込まれた形になります。

リフォームも基礎のコンクリートを

新築のように新しく打つ場合は、

同様に設置できますが、

もともとの基礎に設ける場合は、

専門業者により、

基礎にドリルで穴をあけ、

専用接着剤でボルトを固定をします。

その手順は、まず基礎と土台を

連結したい部分に穴をあけます。

木部は大工さんが穴をあけ、

基礎部分は専門業者が穴をあけます。

穴あけ施工個所は、建物の構造体を

チェックしながら決めていきます。

土台と土台の継ぎ目や、

筋交いがあり、

引き抜きがかかる箇所など、

技術責任者と共に必要な部位を検討します。

その際、既存の基礎の状況や

土台の大きさなどを考慮して、

穴の深さ、ボルトの長さ、

基礎からの突出寸法等を指示しました。

穴をあけたら、

穴の中をブラシやブロアーなどで

よく掃除をして、

粉が残らないようにします。

粉が残っていた場合、

この後に使用する専用接着剤と

基礎との間に粉が入り、

所定の強度が出ないので、

この作業はとても重要なのです。

その後、専用接着材を特別な道具を使い

穴の中に充填します。

接着剤は二つの接着剤を混ぜると

硬化する素材です。

その為、この道具の筒の中には

らせん状の機構があって、

そこを通ると二つの液が混ざりあう

仕組みになっています。

接着剤を充分に充填したら、

アンカーとなるボルトを差し込みます。

接着材が硬化して、

ボルトと基礎が固定されたら

座金とナットを締め付けて完了です。

今回は基礎と土台の固定を

より強固にするアンカー工事について

お伝えしました。

大規模リフォームの場合、

他にも建物強度を高めるために

金物を取り付けたり、

筋違いや火打ちなどの構造材を

追加したりをしています。

今後もお客様がより安心して、

お住まいになれる

家造りに努めていきたいです。

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