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スタッフブログ

邊土学丈 2022.05.30

クロス仕上げに起こる事

こんにちは。

工事部の辺土です。

30℃を超える陽気の週末を

乗り越えたかと思えば、

また少し気温が下がる様で、

体調管理、服装の調整が

難しい日々が続きますね。

気温や気圧の変化に負けないように

お気をつけください。

 

さて今回も、自宅を新築後、

約1年間過ごした感想をお伝え致します。

今回はクロス仕上げについての感想です。

 

自邸では、約1年経過した所で

そんなに多くの箇所で

クロスの継ぎ目に割れが

起きたりはしていません。

 

 

例えばこの写真の場所だと

 

 

赤線部分にクロス同士が離れて、

割れ目が出来る事が多々あります。

 

主な原因として、

構造の柱や梁、天井下地の木材が

新築当時から乾燥が進むにつれ、

捻れたり反ったり割れたりすることで、

クロスを張っているボードが変形し、

クロスの継ぎ目が離れてしまう為、

割れ目が出来てしまいます。

これは職人さんがどれだけ気を付けようが、

木造住宅に住む以上、必ず起こることです。

ですので、気にしても直せる所、

直すにも限界がある所が必ず出て来ます。

 

その一例がこちら。

 

 

吹き抜け部分の1階の天井から折りあがって

壁面へと続く所です。

 

 

クロスが割れているのですが、

よく見ると、

 

 

青線の様に壁が湾曲したことで

クロスが引っ張られて割れたように見えます。

ここには構造の梁があって、

その梁が湾曲して変形したことで

ボードが引っ張られたことで

起こった現象だと思います。

 

ではその反対側はどうかというと、

 

 

同様に湾曲していますが、

クロスは剥がれていません。

こういう事象を気になるから

ボードを張り替える、

クロスを張り替える

という事をすると、

思ったほど綺麗に直らないのが

大半です。

ですので、もう1年経ち、

変形も落ち着いたところで

割れ目を埋める程度の補修のみを

行う予定です。

 

もう一か所同様に、

下地の変形で起こった事象が

ありまして、、

 

 

同じく吹き抜け部分の1階天井ですが、

 

 

下地が浮き出ています。

これはクロス屋さんが

角になる部分に入れている

部材が浮き出たのですが、

これも天井を組んでいる木材が痩せて、

ボードが少し引っ張られて

起こる現象です。

これはいずれ張り替える時に

下地を調整してもらえたら、

改善することです。

多分、張り替えないですが。。。

 

また我が家で数少ない柄物の

クロスがトイレにあります。

 

 

写真の精度が悪いのですが、

明るい黄色地に白の水玉?柄です。

こういう柄物は、

継ぎ目の所が目立つので

居室内では使用しませんでしたが、

 

 

未だに探さないと

継ぎ目が分からない程、

綺麗に張ってあります。

 

私の自宅では、その他にクロスで

気になる箇所がありません。

上記で取り上げた箇所も、

あ。こうなるんだなぁと

思っているだけです。

妻はどう思っているかは

知りませんが。。。

 

木造住宅では部材の収縮による

仕上げへの影響は避けられません。

経年劣化と捉えず、

経年変化と捉えて、

楽しんでいくのも大事だと思います。

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