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スタッフブログ

大坂 崇徳 2023.02.13

薪ストーブライフ ~薪割りの楽しみ~

2月も半ばに入り、

日中は暖かな日もありますが、

朝晩はまだまだ寒さが身に沁みます。

皆様はいかがお過ごしですか?

 

私はとにかく寒さが苦手で、

その割には厚着(重ね着)が嫌いで、

自邸を計画する時にも

『一年中室内ではTシャツ短パンで過ごせる』

ことが大きなテーマのひとつでした。

 

そこで、住まいの中心に薪ストーブを

配置してプランをまとめ、

家中どこでも快適に過ごせる家を

目指しました。

 

そんな薪ストーブライフについては、

これまでもこのブログで

何度かご紹介してきましたが、

今回はその燃料である薪について

お話ししたいと思います。

 

薪ストーブに興味がある方は多く、

お客様や友人などから様々な

質問をされます。

 

設置にいくらかかるの?

どのくらい暖かいの?

使うの難しい?

危なくない?

手入れは大変?

薪はどこで買うの?

などなど。。。

 

それらに対するお答えはまた別の機会に

このブログでするとして、

採用を検討している皆さんが

見落としがちなのが

「薪の保管場所」と

「薪の加工(薪割り)」です。

 

薪ストーブで住まいの暖房を

まかなおうとすると、

割と温暖な私たちの地域でも、

実は結構な量の薪が必要です。

 

自邸の例ですと、

だいたい12月から2月末位までの

3か月+αの期間、

夕方から就寝過ぎまで燃やして、

1シーズンで1.5㎥位使います。

 

ですので、

それらの薪を保管するスペースが

敷地内に必要です。

 

そして、

室内の薪ストーブの周りにも、

薪を置いておくスペースが必要です。

 

この薪ストーブ周りのスペースを

忘れがちで、

ここが狭いと薪を補充するために

しょっちゅう外から薪を運ぶことに

なります。

 

また、このスペースは

どうしても汚れやすく、

掃除のしやすい仕上げ材に

しておくことも大切です。

 

自邸の薪ストーブのスペースは

こんな感じ。

 

 

 

一段下がったピットで、

タイル貼りの床と、

ブロック積み下地に

タイル貼りの炉壁を備えています。

 

この薪ストーブの横に置いてある

薪の量で、だいたい3日分程度です。

 

外には専用のラックがあり、

このラックに満帆で

だいたい1㎥程の量です。

 

 

なかなかの量でしょ。

よく見ていただくと、

広葉樹の薪と、

柱や梁などの建築資材の端材が

あります。

 

広葉樹の薪は、

森林組合などから購入しています。

こちらの方が火持ちが良く、

熱量も大きいです。

 

対して、針葉樹の柱や梁材は、

ありがたいことに

現場等でたくさん出るので、

無償で手に入りますが、

そのままでは使いづらい

寸法のものも多くあり、

薪割りが必須です。

 

ちなみに、広葉樹の薪でも、

焚き付け、細薪、中薪、太薪と、

用途や場面で使い分けますので、

薪割りは必要です。

(用途ごとの薪をそれぞれ購入することも、

もちろん可能ですが)

 

で、この薪割りを楽しめることも、

薪ストーブライフを楽しめる

大切な要素かと思います。

 

最後に、

薪割りの楽しみの例をご紹介。

 

まず、

日ごろのストレス発散に最適です。

 

1発でスパッと割れると、

なんとも気持ちいいですよ。

 

そして、

困難な相手に挑むのも、また楽しい。

 

例えば、こんな長い梁材。

 

 

幅が24cm、長さが70cmほどあり、

剣の達人になったつもりで

薪割り用の斧を振り下ろします。

 

が、中がアテという

年輪が入り組んだ木だったようで、

1発では割れませんでした。

 

 

何度か振り下ろして割ると、

中はやはりアテでした。

 

 

 

節のところなど、こんなに中まで

入り込んでいたようです。

 

こちらは、幅が33 cm。

 

 

こんな幅広い梁材も、

使いやすいように何本かに

引き割ります、

 

 

 

1本1本個性があって、

一筋縄ではいかないところも

醍醐味です。

 

大坂

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