平 良介 2024.01.15
工事部の平です。
今年初めてのブログ担当となります。
今年もよろしくお願いいたします。
年末年始の長いお休みが
終ってしまいましたね。
皆様はどのように過ごされましたか。
我が家は子供も二人とも大きくなり、
生まれて初めての凧揚げを行いました。
初めての凧揚げは上手くいかず、
私があっちこっち走り回り、
年始からヘトヘトになりましたが、
子供たちは楽しかったみたいです。
さて今回も前回のブログに引き続き、
築60年になる平屋の大規模改装工事の様子を
お伝えしようと思います。
今回は外部工事を中心にお伝えします。
この建物は昔ながらの
入母屋瓦葺きの佇まいをしており、
軒裏天井は垂木（屋根の支える木材）が
見える造りになっています。
この趣のある外観を生かしつつ、
外壁やサッシを新しくしていきました。
前回のブログでの解体の状況から、
玄関ドアやサッシを取り付け、
防水紙を張ります。
今回の外壁の仕様は「そとん壁」となります。
塗り方（パターン）は「かき落とし仕上げ」です。
軒裏天井や基礎、
既存の漆喰壁との取り合いに
板金で見切りや水切りを取り付け、
外観を損なわないように
漏水対策をしております。
また、この建物の特徴として、
基礎の外側に束柱を立てて、
床が続いている広縁がありました。
この広縁は、
外側の束柱と土台を再利用し、
その間に木材を渡して床下地を造りました。
その間には断熱材も充填しています。
床下は軒裏天井に使う材を使用して
断熱材を覆うように納めました。
既存の入母屋瓦葺きや軒裏天井と、
新規外壁のそとん壁と広縁が完成した外観です。
元の建物の良さを上手に残して、
新旧の仕上げが違和感なく納まったと
自負しています。
次回は、内部の木工事の様子を
お伝えできればと思います。
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