fbpx

新築・注文住宅・リフォーム・リノベーションは

湘南・神奈川・横浜の優建築工房

新築・リフォームは湘南・神奈川・横浜の優建築工房 優しい暮らし

スタッフブログ

安藤 るみ子 2024.11.25

秋から冬へつながる

こんにちは。

季節は11月も後半。

立冬も過ぎ暦では立派な冬。

秋の清々しさもあっという間に過ぎ去り、

秋から冬へ季節は移ろっています。

 

 

赤いソバの花と野ばらの実。

珪藻土がつくる凛とした空気感に

かわいらしい色が秋の彩りを

活けてみました。

 

この束の間の秋。

年に一度の恒例リフレッシュ休暇をいただき、

西へ東へと遠くへ秋旅に行ってきました。

 

 

 

 

 

わたらせ渓谷鉄道ってご存じですか?

群馬県の桐生市と栃木県の足尾を結び、

渡良瀬渓流沿いを走るトロッコ列車です。

 

秋になると渓谷沿いの紅葉が美しく、

旅番組などで度々取り上げられています。

母の生まれが群馬県でして、高齢の母も

元気なうちにと出かけてきました。

 

かつては国鉄足尾線と呼ばれていて、

足尾銅山を支える産業鉄道でした。

 

足尾銅山は日光東照宮や増上寺など

寺社仏閣に使われる銅や、

貨幣で使われる銅などに利用され

繁栄しましたが、

有害物質が周辺環境に多大な

悪影響を及ぼしたとされ

日本初の公害事件であると、

小学校の時の教科書で

習った通りであります。

 

実際禿山は今も残っており、

観光会館などには世界遺産に。

という動きもあるようですが、

その功績と負の及ぼした影響を

伝えていくのは大事なことかも

しれません。

 

場所は変わり、ふたたびの奈良へも

行ってきました。

 

修学旅行以降、

大人になって2度目の奈良。

日本のはじまりの地、奈良。

ディープな奈良。

 

今回は、国立奈良博物館で開催されていた

『正倉院展』へ行ってみました。

そもそも正倉院とは、、、。

 

奈良・平安時代の官庁や大きな寺に

重要な品を収めるための『正倉』が建てられ、

たくさんの『正倉』が集まった場所を

『正倉院』というそうです。

 

その中の一棟(東大寺の倉)が、

今日まで残り正倉院として

定着したそうです。

知らなかった、、、。

 

正倉院展の間だけ公開されている

現存する正倉院。

外からだけですが見ることができました。

 

 

奈良時代から大切に受け継がれてきた

正倉院の宝物を公開とあり、

人も鹿もとっても多かったです。

 

展示場所になっている

奈良国立博物館(西館・東館)は

住宅設計の巨匠、

吉村順三先生の設計であります。

 

これをじっくり見たかった!

というのが奈良訪問の目的でも

ありました。

本当に眼福です。

 

 

 

 

1072年に西館、1997年に東館が

完成したそうですが、

25年という差を感じませんし、

正倉院宝庫をオマージュした建築で、

見事に周囲の景観と調和しています。

 

写真左東館が起り(むくり)屋根、

写真右西館が照り屋根(反っている屋根)

というそうですが、真ん中のエントランス

の三角屋根で中和しています。

 

そして奈良へ行ったなら、

春日大社の裏にある

萬葉植物園が行くと良い。

とお花の先生に聞き、

行ってきました。

 

万葉集にゆかりの深い春日野の地に

古来から伝わる植物を見ることができます。

 

 

 

 

なんと、植物の場所にゆかりのある

万葉集の和歌とその解説付きの

パネルがあります。

当時の方がどんな思いでその植物を

眺めていたか、時を超えて思いを

はせることができ大満足。

 

最後の写真の句は前回のブログで紹介した

山上憶良が詠んだ秋の七草です。

 

さてさて、西へ行ったなら、、、と、

学生時代を共に過ごした

友人(大阪在住)宅へ立ち寄り、

久々の再会。

 

小学一年生と小学6年生を子にもつ

その友人はまだまだ子育て真っ盛り。

 

彼女たちの学校からの帰りを待って、

久しぶりに子供たちとも会って

小学生と推し活トーク。

 

 

そんな彼女たちの部屋のドアに

貼ってあったこの看板。

 

あまりにもかわいい小学一年生の頭の中。

その日は月曜日でしたので、

写真右にあるインターホンを押して、

お店開いてますか~?と尋ねると、

開いてまーす。

と小1女子が上機嫌な返事。

元気な頭皮マッサージを

やってもらいました(笑)

この年頃って本当に想像力豊か。

 

子育てが終わってしまい、

後悔と寂しさしか残っていない私に、

ねえねえ、この絵本知っている?

ハンカチ必須よ。と友人。

 

『あんなにあんなに ヨシタケシンスケ著/ポプラ社』

 

グッときます。

森の里ショーホームの図書コーナーに

置いておきますのでご興味あれば!

 

それにしても、

子供のころに教科書で学んだ

内容を大人になって旅でなぞる。

 

あのとき無駄だと思っていた

教科書の内容もこうして旅に出て

触れ合って答え合わせになるようです。

 

子供の時はいらないと思った知識も

大人になるとどんどん興味が出てくるのも

また不思議ですね。

 

そうしてまたおさらいすると

その旅で見たものに奥行きが

出てくるような気がします。

 

 

今回は旅のお話ばかりでしたが、

気を取り直して。

私の好きな森の里ショーホームの景色。

吹抜からダイニング、

そしてその先の秋庭を眺めます。

 

CATEGORY

カテゴリー

PAST BLOG

旧ブログはこちら

ARCHIVE

アーカイブ
優建築工房の季刊誌
page top

page top

page top