早川 聡志 2015.09.01
夏休みが終わった途端に、秋の様な気候が続いております。
このはっきりしない天候のおかげで、工程管理は大変です。
先週、建方予定の日の天気予報は、曇り後雨。
決行するか延期するかと悩んだ末、
予定通り建方をする事に決定しました。
結果は、朝から夕方まで、曇ってはいましたが、
雨に降られる事無く無事に屋根の野地ベニヤ貼りまで終わりました。
そんな秋雨に振り回されている早川が書かせて頂きます。
みなさん、『死水』って聞いた事がありますか?
水道配管の末端部分で、止まったまま動かない水を
『死水』と言います。
リフォーム工事により、水廻りの場所を変えた時などに
使わなくなった古い配管を残してしまうと『死水』が
発生してしまいます。
それを防止する為には、古い配管が分岐されている部分に
より近い所で水を止める必要があります。
『死水』が発生すると、悪臭がしたりします。
それは、水の中に雑菌が発生して、腐ったり、
カビが発生したりしているからです。
また、『死水』は、リフォーム工事をしなくても
発生している場合があります。
それは、めったにひねる事がない蛇口がある場合です。
駐車場に設置した散水栓や、バルコニーに設置した蛇口など、
使わないでいると『死水』が発生している状態と変わりません。
特に、水の腐りやすい夏は気を付けなくてはいけません。
我家にもバルコニーに蛇口があります。
去年までは、週末にはバルコニーにプールを出して
子供と水浴びをしていたので、『死水』対策はいりませんでした。
今年からは、4年越しの庭(前回のブログ)が
出来上がりましたので、水遊びの場は庭へ移りました。
夏の間、バルコニーの『死水』対策を考える必要があります。
と言っても、定期的に蛇口をひねれば良いだけですが…
それでは水がもったいないし、忘れてしまいそうです。
と言う事で、
我家ではバルコニーで、ひまわりを育てる事にしました。
水は無駄にならないし、生き物が相手なら忘れる事もありません。
何より、花が咲く楽しみがあります。
今年の夏は、朝起きると、
子供と一緒に「ひまわり、もうすぐ咲くかな~」
と話ながら、水あげをするのが日課でした。
皆さんも、使わない蛇口があったら、
楽しめる『死水』対策を是非考えてみて下さい。
早川
CATEGORY
ARCHIVE