早川 聡志 2016.04.19
よく春は、出会いと別れの季節といいます。
このひと月、施工管理課に新しい仲間が増え、
そして、ひとり仲間が、離れて行きました。
忙しい時、楽しい時、色々な時間を一緒に過ごした
そんな仲間との別れは、本当に寂しい物です。
彼の新たな挑戦を陰ながら応援し、
そして、新たに仲間に加わった、若い力と共に
気持ちも新たに頑張って行きたいと思います。
先週、松田町にある鍵和田石材様の店舗新築工事の
地鎮祭に出席させて頂きました。
地鎮祭当日は、雲一つない青空、
敷地からは、富士山を望む事が出来ました。
通常、地鎮祭は、神主さんにて行う事が多いのですが、
今回は、住職さんが行う珍しい地鎮祭です。
長年現場監督をしておりますが、
住職さんが行う地鎮祭に参加するのは今回が初めてです。
いつもと勝手が違う点がありましたので、
そのお話をさせて頂きたいと思います。
まず、四隅に立てる忌竹(いみだけ)が、とにかく長い。
注連縄(しめなわ)を張る時は、脚立を用意する程です。
そして、注連縄に下げる紙垂(しれ)ですが、見た事のない形をしていました。
しかも、通常一面に4つ下げる紙垂ですが、7つも下げる大盤振る舞いです。
一番びっくりしたのが、中心に穴を掘り出したことです。
かなり深い穴を掘り、そして、なにやら立て始めました。
すみません…
これの意味は、分かりませんでした。
祭壇の準備も完了し、準備完了です。
ここで根本的な違いに気が付きました。
通常、注連縄の中にある祭壇が外にあり、
注連縄の外にある忌砂が中にあります。
いつもと逆転していました。
いよいよ地鎮祭が始まりました。
鍬入れや四方清めは、変わらずありました。
ただ、通常と違う儀式がありました。
住職さんが例の穴の中へ塩などを撒き、清めていました。
通常は、地鎮祭が終わると、祭壇に飾られた鎮物を預かり、
基礎工事中に建物の中心に鎮めております。
きっと、その代わりなのだと思います。
最後に、清められた建物中心の穴を埋め戻して、
地鎮祭が終わりとなります。
また、新しい経験をさせて頂きました。
鍵和田石材の皆様、ありがとうございました。
いよいよ工事が始まります。
これから宜しくお願い致します。
早川
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