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スタッフブログ

安藤 るみ子 2016.07.19

雨の日の過ごし方

こんにちは。

20160718giboushi

擬宝珠(ギボウシ)の花が咲くといよいよ梅雨明けの間近の合図のようです。
今朝、蝉が鳴いていたので、梅雨明け間もなくですね。
以前、どなたかのブログで、
「どしゃぶりの雨を室内から眺めているのも悪くない。
室内に閉じ込められている閉塞感と、建物に守られている妙な安心感がある」
というコメントがありました。

室内から雨の降る外を窓越しに撮影している写真と共に。

確か九州地方で雑貨店を営んでいる方。

鬱陶しい梅雨時の雨をそう感じられるのも幸せだなあと、
記憶に残るコメント、そして写真でした。

せっかくの休日、お天気が良いに越したことはありません。
溜まっていた洗濯物やお掃除も片つけたいですし、
お出かけもしたいですし、、、。

ですが、洗濯物さえ室内で干せる場所を確保できれば、
この時期は特に割り切って、雨の日は家でのんびりするのも
悪くないと思えるようになりました。

窓の外でしとしと降る雨を耳や目、匂いで感じながら、
溜まっている事務書類に目を通したり。

買ったまま読めずにいた建築本やインテリア、植物図鑑を眺めたり。
意外と自分の知識を深めるための栄養補給の時間にもなったりします。

雨の日に室内から窓を通して外を眺めたとき、
素敵そうな写真を集めてみました。

イメージを膨らませながらご覧頂ければ幸いです。

20160718kissa
お寺に併設されていた喫茶店にて。
実際も雨が降っていました。
外の緑が雨に濡れ風情ある眺めでした。

20160718mokichi-1 20160718mokichi-2
茅ヶ崎の熊澤酒造「TRATTORIA MOKICHI」の店内から。
大きなガラス面から外は緑と石積みの壁。
雨に濡れたらこれもまたマイナスイオンを沢山感じられそうですね。

20160718kinji
前回紹介させていただいた小田原の金次郎カフェ。
軒が深いと雨の日も安心です。

20160718hayama1 20160718hayama2
弊社リフォーム実例のお住まい。
雨の似合う佇まいと、勝手ながら思っています。

20160718yokohama
弊社リフォーム実例のお住まい。
お隣との距離が近くても、木製のフェンスなどで目隠しをすれば、
外とのつながりをもちやすくなります。

軒があればしとしと雨の日であればブラインドやカーテンは
開け放して過ごすことができますね。

室内から雨も悪くないと感じられるには、やはり周辺環境と
内をつなぐ開口部(窓)の取り方が大事に思います。

バシャバシャ車が跳ねる水しぶきばかりの道路だったり、
隣の家の外壁が雨で濡れる景色では風情はありません。

一本でも窓の外に木があるだけでも、雨を悪くないと
感じられる演出ができるように思います。

また写真のように室内の無垢の床や天井だったりすると、
落ち着いた風情はグッとますように思います。

ただ、そんな雨も、しとしと風情あるものなら良いですが、
最近のゲリラ的豪雨では、そうも悠長に構えていられないのも
悲しい現実です。

まずは、その建物が、身を守るための安心できるものでなければ
ならないですし、また、異常気象と言われる原因を作ってしまっている
現代人の生活のあり方自体もしっかり見直していかなくてはなりませんね。

ところで皆さん、NHKの朝ドラ見ていらっしゃいますか?
「暮しの手帖」を創った大橋鎮子さんをモデルとした「とと姉ちゃん」。
先週は特に感動しました!なのでちょっとお話させてください、、、。

終戦後まもなく、初代編集長となる花森安治さんと、
いよいよ人々の暮らしに役立つ雑誌を作ろう!となるくだり。

「暮らしを犠牲にしてまで戦う必要なんてなんにもなかった」ということば。

「ひとりひとりが自分の暮らしを大切にすることが、
戦争のない平和な世の中につながる」という考え。

暮しの手帖は終戦後まもない1948年から今も続いています。

こういうご時世ですから、心に留めておきたいことばだと思いましたし、
自然と次の世代へも伝えていきたいことだと思いました。

20160718kurashi

目まぐるしい進化で日々テクノロジーのおかげで
私たちの生活は便利になっています。

その反面、小さな暮らしを大切にし、
楽しむライフスタイル本などもでも
多く取り上げられ注目されています。

20160718shinbun

ちょっとしたことですが、私の暮らしの小さな工夫です。
フライパンに残った油を処理するときや生ごみを処理する時に
古新聞を使っています。

雨の日は古新聞を一枚一枚ばらして
小さく折ってストックしておくことにします。

春夏秋冬、お天気の善し悪しにも関わらず、
暮らしを大切にしたくなる住まいづくり。

心がけていきたいと思います。

安藤

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