上田 幾美 2016.10.23
こんにちは。コーディネーターの上田です。
食欲の秋ですね!
最近、焼き芋づくりにはまっています。
といっても焚火はそう簡単にはできませんので、
コンロにて。
アルミホイルを敷いた鍋にさつまいもを置いて、
待つこと30分で完成!
しっかり焦げ目も!
オーブン代わりの調理もできる、無水鍋です。
3年程使用したテフロン加工の煮込鍋が買い替えの時期となり、
あれこれ迷った結果、アルミ製の無水鍋を購入しました。
表面加工がなく無垢のアルミ製ですので、
耐久性は半永久的とも言われる鍋。
こげついても無垢材なので磨けば元通り。
シンプルな造りは洗いやすく美しい佇まいです。
反面、調理したものを入れたままにすると表面が変色してしまうため、
調理後は速やかに中身の移動が必要です。
洗った後もすぐに吹き上げないと水滴の跡がついてしまいます。
焦げ付かない様に、火加減にも注意が必要です。
つい最近、似たような話を聞いたな?と思い返してみると、
先日の社内勉強会での塗装の話でした。
弊社でご提案することの多い、無垢の木材。
風合いを生かした無塗装またはオイルで塗装した材は
しみはできやすいですが、
汚れたら研磨して自分でメンテナンスも可能です。
一方でウレタン塗装を施すと、
自身での手入れ(再塗装)はできませんが、
水じみの心配はぐっと低くなります。
日々水が跳ね飛ぶキッチン前のカウンターや洗面台周りで
木材を使用する場合は、ウレタン塗装をおすすめすることが多いです。
お手入れや手間が掛かることは大変ではあるけれど、
それも楽しみのひとつかと思います。
一方で、それも程度をこすと負担になりかねません。
材の特性と向き合う、適材適所の使い方。
焼き芋の出来上がりを待ちながら、
そんなことを考えた休日でした。
上田
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