平 良介 2016.11.28
こんにちは。工事部の平です。
先日は気温が急激に下がり、
11月に54年ぶりの雪が降りました。
朝から雪をみて、気持ちが高まりました。
さて今回は、自分が担当した現場で初めて見る
機械があった為、ご紹介しようと思います。
紹介する機械は、「ストロングペッカー」というものです。
ストロングペッカーは、強力床剥がし機です。
この機械は、先端についている刃を高速で前後させ、
硬いものでも削り取っていきます。
原動力は電気で、機械一つにつき、一台の発電機を使用します。
この現場では、二機使用しましたので、発電機も二台です。
今回は、人に踏まれて剝がれにくくなった長尺シートを剥がしていきます。
まず、ストロングペッカーが通るルートのシートを剝がれやすくするために、
カッターで切り込みを入れていきます。
二台も使っていることもあり、
あっという間に床が剥がれていきます。
試しに人力のスクレーパーで剥がしてみると、
全然はかどりませんでした。
ストロングペッカーを使わずに削り取っていたら、
何日かかっていたのだろうと考えるとゾッとします。
そうこうしている間に、予定範囲のシートが綺麗に剥がし終わりました。
しかし、こんな便利なストロングペッカーにもデメリットがあります。
使用時の音がとても大きいのです。
床を削り取る時に、「ドドドドドッ!」というかなり大きな音がします。
今回は、住宅が密集しているところではなかった為、
騒音に十分配慮をした上で、この機械を使うことができました。
もし住宅密集地で、同じような作業を行う場合には、
何日かかったとしても、人力のみで行なっていきます。
今後も様々な機械のメリット、デメリットを考えながら、
現場で使用していきたいと思います。
これからも興味を持った事を調べて、
早くお客様の大切な建物を安心して
任せていただける監督を目指して、頑張っていきます。
平
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