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スタッフブログ

施工について 2016.12.12

お客様のこだわりをかたちに

12月に入り、冬もそろそろ本番になってきました。
特に朝晩はかなり冷え込むようになり、
わが家では薪ストーブが活躍し始めています。

今週は、冬の楽しみのひとつ、
旬のかわはぎを魚屋さんで見つけ、
肝和えを堪能した大坂が書かせていただきます。

刺身盛合せ
2016.12.12刺身盛合せ

かわはぎ肝和え
2016.12.12かわはぎ肝和え

この1週間では、解体完了検査が1件、基礎配筋検査が1件、
木造軸組み検査が2件、外装完了検査が2件、完工検査が1件ありました。

また、先日には、以前に工事させていただいたお客様からのご依頼で、
障子をデザインさせていただく機会を得ました。

おかげさまで、私どもでは今回のように
再度工事のご依頼をいただくことが増えて、
5年ぶり、10年ぶりに改めてお打合せをする、
という楽しい時間を持たせていただいております。

大規模リフォームをさせていただいても、
計画の関係やご予算の都合等で、
優先順位的にうしろになり、
既存維持とする部位が残ることがあります。

このお客様も、唯一北側和室の障子だけが
既存維持となっていました。

ご夫婦とも、いつかはこの障子も気に入ったデザインのものに
変えたいとお考えで、お引渡し時からそのようなお話が出ていました。

顔見知りで、気心も知れているお客様とのお打合せは
とても楽しいのですが、逆にプレッシャーを感じることも多いのです。

以前の工事では、古民家の建具を再生して
移設したりしているお客様ですので、
お客様の建具に対する思い入れの深さも、
こだわりも知っていますし、大きな期待を
抱かれていることもひしひしと伝わってきます。

私たちも、建具のデザインや印象が部屋の雰囲気を
大きく変えることを良く知っていますので...。

というわけで、お客様の希望、イメージをお聞きしてから、
都合6回のデザインの修正を経て、実施案がまとまりました。

デザイン図
2016.12.12デザイン図

周りの建具や部屋の雰囲気と合うように着色も施しましたので、
前からそこにあったかのように馴染んだ仕上がりになりました。

障子
2016.12.12障子1

お持ちの家具や照明ともとても合っていると思います。
(まだ元のカーテンを外す前の写真でスイマセン)

パッと見ると何気なく見えますが、組子の寸法やピッチ、
ガラスの位置や大きさ、マスの大きさや縦横の比例など、
実は綿密に計算されています。

障子が閉まっているときは、アルミサッシが見えなくなる、
ということも計算して、各部の寸法が決まっています。

写真ではわかりませんが、この窓のアルミサッシには、
真ん中あたりに横桟が入っているのですが、
これもガラスなどから見えないように配慮されています。

2016.12.12障子2

よく見ると、ガラス越しには小さな石の燈篭が置いてあります。

2016.12.12障子3

この障子が入るのと合わせて、
お客様が新たに購入したものだそうです。

夜には、中にろうそくを灯して、
障子越しの灯りを楽しまれているそうです。

そんなお話をお聞きすると、
お客様のご期待に応えられたかな? と、
少しホッとして、でもとてもうれしい瞬間でした。

I様、この度はとても楽しい仕事をさせていただき、
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

大坂

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