両角 敏成 2017.02.27
こんにちは、施工監理課両角です。
急に春の陽気になったり、冬に戻ったり、
嵐の様な雨風にみまわれたりと
なかなかな異常気象っぷりな今日この頃です。
気温の差も激しいので体調など崩していませんか?
そろそろ花粉症との格闘も始まってきそうです。
先日、お施主様のN様のご厚意で発掘現場に入らせて頂きました。
伊勢原にある西富岡・向畑遺跡と言う所です。
(現在はもう終わっていると思われます)
なかなかこんな機会に恵まれる事もなかったので、
ずうずうしくも参加させて頂きました。
なにやら見たことがある風景です。
テレビや雑誌なんかではこんな感じの景色を見たことありますが、
実物を見るとなかなかの感動でした。
さらに近づくと遺跡らしくなってきました。
ここで一旦簡単な説明を受けていざ中へ。
こんな感じで、当時の建築物後や井戸の跡などが
綺麗に掘り出されていました。
なぜこの様に綺麗に当時の掘られていた形が
再度堀出せるのか常々疑問でしたので、
聞いてみたところ、
・基本手作業で掘るとの事
・少しずつ掘って行き、土の色が変わった所で一旦確認
といった地道な作業を繰り返すそうです。
これを繰り返していると、
土の固さの違いがわかる様になるらしく、
感覚でわかる様になれるそうです。
何百年前の地層であっても硬さの違いがわかるものらしいです。
その後、遺跡を離れ出土した品を見せて頂きました。
小刀?っぽい(上の写真)ものがありますが、
この様に柄がついて出土することは非常に珍しいそうです。
柄は木で出来ている事が多く、腐ってしまっているそうです。
土器にはなにやら文字が書かれてますね。
当時の人がどんな意味で書いたのでしょう?
今回は見学だけでしたが、機会があれば発掘作業もしてみたいです。
N様貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。
そんなN様のリフォーム工事も後少しで完成です。
今週には全完了予定です。もう少しお待ち下さい。
両角
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