上田 幾美 2017.03.06
こんにちは。
コーディネーターの上田です。
まだまだ冷え込みますが、
春らしい日も増えてきましたね。
別れと旅立ちの季節である3月。
弊社でも3月お引っ越しのご希望は毎年多く頂戴しており、
今月は、いくつもお引渡し物件が控えています。
以前材木屋さんに材料を探しに行ったお宅も完成し、
一足早く先日無事にお引渡し致しました。
(友坂さんのブログでもご紹介中。)
ご実家を建て替え、二世帯のお住まいへ。
材木屋さんに行ったのは昨年の6月。
その時の様子はこちら→上田ブログ
杉の一枚板は、玄関の飾り棚に。
皮付きの小柱は、玄関のベンチの手すりに。
丸柱は、和室の床柱に。
親御様世帯へ無事に納められました。
住まいの顔となる玄関は、機能だけでなく、
しつらえも大切にして計画したい場所です。
空間に優しい雰囲気プラスしながら
機能的でもある木製の手すりは、
玄関でおすすめしたい造作のひとつです。
今回はもう一点、
わたしのお気に入りの箇所のご紹介です。
玄関入口の正面にある飾り棚を照らす
ペンダントライト。
めずらしい模様入りの硝子のこちらは、
建て替え前のお住まいでご使用されていたものです。
息子様世帯にも玄関扉を開けてすぐ正面の壁に
ぱっと目を引く照明を設置しました。
アルミの素材感が活きる、シンプルなブラケットライトです。
外から見た両世帯の玄関はバランスを優先して
玄関扉のデザインを合わせています。
扉を開けて一歩中に入ると各世帯、
それぞれのこだわりが感じられる空間となっています。
調和を優先するところ、
自分らしさを優先するところ。
二世帯住宅では、建物以外でも色々なところで
検討が必要かと思いますが、H様邸では
そのバランスの良さがこちらの玄関に
集約されて表れていた様に感じます。
まだまだ引き続き外構工事が残っておりますが、
そちらの完成も楽しみにしています。
上田
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