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スタッフブログ

大坂 崇徳 2017.03.20

設計標準使用期間

3月も後半に入り、
陽気も穏やかになってきましたが、
朝晩はまだまだ寒い日もありもすね。

花粉の飛散も本格的になり、
体調管理が大変な時期ですが、
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

今週は、花粉症歴が30年以上になる
大坂が書かせていただきます。

この1週間では、木工事完了検査が2件、
完工検査が4件ありました。

年度末に合わせて工事を行い、
新年度や新学期を新居で、
というスケジュールの現場が多く、
今週は完工検査が重なっていましたが、
どの物件もとても良い仕上がりでホッとしています。

お客様には、住まいに上手に手を入れながら、
是非永く使っていただきたいですし、
そのために、私共も永くお客様とお付き合いを
していきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。

ところで、「設計標準使用期間」という
言葉をご存知ですか?

国が定めた、長期使用製品安全表示制度という
制度がありまして、2009年以降に製造された
家電製品5品目に表示が義務付けられた期間のことです。

5品目とは、
扇風機、換気扇、エアコン、電気洗濯機、ブラウン管テレビ
です。

例えば、自宅の洗濯機を見てみると、

2017.3.20sentakuki

上面にこのようなラベルが貼ってありました。

2017.3.20label

この洗濯機の設計標準使用期間は7年ということですね。

家電にこのような期間を明示する制度があるのは、
ラベルにもあるように発火や漏電等による事故を未然に防ぐために、
一定期間ごとに製品を買い替えることを促す狙いがあるようです。

では、私たちが携わっている、
住まいの設計標準使用期間はどのくらいなのでしょうか?

長らく、日本の住宅の平均的な使用期間は
海外のそれと比べて非常に短く、
30年程度で建て替えられていると言われてきました。

税法上の法定耐用年数では、木造在来軸組み工法の住宅は
22年と定められています。
(これは実際の使用可能な耐用年数ではなく、あくまで税法上のですが…)

しかし、近年の住宅の性能の向上と長寿命化への進歩は目覚ましく、
国の施策で長期優良住宅制度や長期優良住宅化リフォーム制度
なども設けられ、実際の耐用年数はかなり伸びているというのが実感です。

耐震性能の向上、屋根や外壁などの外装材の長寿命化、
住宅設備機器の品質向上などが顕著ですし、
我々の設計や施工の能力も以前に比べて上がっていると思っています。

実際、私どもが改装工事をした物件には、
築80年や100年などという年月を経た建物もありました。

ただ、どんな住宅でも、永く快適に住み続けるためには、
日々のお手入れと定期的な点検やメンテナンスが不可欠です。

どうしても10年に1度程度は外装には手を入れる必要がありますし、
20年、30年となりますと大々的な改修工事が必要なことも多いです。

2017.3.20yanerekka

2017.3.20gaisourekka

水回りも定期的なメンテナンスが必要な部位ですし、
快適に過ごすためには内装や畳なども定期的な改装が大切です。

そのような需要に応えるためにも、
私共は耐用年数が永い高品質な家づくりに取り組むとともに、
それを永く快適に使い続けていただけるようなメンテナンスや
改装工事を提供できるよう努めていきたいと考えています。

大坂

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