両角 敏成 2017.06.05
こんにちは、施工監理課両角です。
この前桜が咲いたと思ったら、もう夏の暑さ！
更にあっと言う間に６月です。
今年ももう半分終わろうとしてます。
早いですね。
夏日が続く先日の休みに息子と海へ遊びに行ってきました。
毎年嫌がっていましたが、今年はいよいよサーフィンデビュー！
まあデビューといっても波打ち際でチャプチャプしてる程度ですが・・・。
好きになってくれるといいんですが。
さて今回は、先日お引渡しをしたＨ様邸のタイルをご紹介します。
タイルと言えばタイル割。
タイル割は特に設計から指示等が無くて、
上手く割れないだろうといった部分を
いかに綺麗に割り付けするか、といった
現場監督の究極の自己満足の場です。
ただし、設計からの指示もしくはお施主様よりご要望が
あった場合は、途端に緊張の仕事に変わってしまうのです。
今回の現場は後者。
しかも平面のタイル割でなく３Ｄ（立体）のタイル割。
縦も横も奥行さえもタイル割しなければなりません。
今回はモザイクタイルの割り付け。
まず施工図を作成し下地の寸法を出します。
ここまでは普通のタイル割。
モザイクタイル
これを実物のモザイクタイルを使って本当に割れているか確認します。
タイル割準備
こんな感じで合わせてみると、タイルはいわゆる焼き物ですので
コンマ数ミリの誤差があります。
１枚に付き、コンマ数ミリでも数枚あれば数ミリ、
数十枚あれば数センチと誤差が大きくなってしまうのです。
その誤差をならべて予測をたて、下地の寸法を決定します。
しかも今回は３Ｄ。
コーナー部分の納まりもしっかり確認します。
で、こんな感じで下地の完成です。
あとはタイルを貼るだけ。
やはりタイル割したとは言え、
細かな微調整が出てしまいました。
そこは弊社タイル屋さんの腕の見せ所。
この小さなタイルを一枚一枚調整して行きます。
なんと！モザイクタイルには必須らしく、
ピンセットまで持ってました。
これで更に細かい部分の微調整を開始。
ここまで貼れれば一安心。
タイル屋さんにも、タイル割と下地を作ってくれて
ありがとうとのお言葉を頂きました！
うん、お見事！綺麗に完成できました。
Ｈ様今後とも宜しくお願い致します。
両角
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