平 良介 2017.06.12
こんにちは。工事部の平です。
関東地方も梅雨入りをし、雨が多い季節になりました。
近くの田んぼでは、梅雨入りを喜んでいるのか、
カエル達が大合唱をしております。
私としては、外部の工事がなかなか進みにくくなる為、
晴れてほしいなと願っております。
今回は、雨漏りの原因にも繋がる
外壁のシーリング(コーキング)の劣化、
打ち替えについて、お伝えしたいと思います。
外壁にもいろいろ種類がありますが、
シーリングの打ち替えを行う素材はというと、
サイディングが主になります。
サイディングは住宅で多く使われていますが、
その中で劣化が進みやすい部位はシーリングです。
シーリングは防水には優れていますが、
紫外線劣化しやすい素材な為、
一般的に5~6年くらいに一度、
打ち替えをすると良いと言われています。
目で見て、わかりやすいシーリングの
打ち替えのタイミングとしては、表面に
亀裂が入ってくるのが目安になると思います。
また、シーリングが瘦せて細くなっていたり、
もともと幅が狭かったりすると、
亀裂が入りやすい為、
打ち替えをした方がいい場合もあります。
今回のリフォームでは、後者の状態でしたので、
打ち替えを行いました。
打ち替えの手順としては、
①既存シーリングの除去
②マスキングテープで養生
③プライマーを小口に塗る
(シーリングと外壁の接着が強くなります)
④シーリングを打つ
⑤その後、速やかにマスキングテープを剥がす
となります。
このような流れで、
一軒すべてのシーリングを打ち替えていきます。
だいたい一軒すべて打ち替えを行うと
350mから400mの長さのシーリングを打つことになります。
今回の現場では、2人で3日間かけて
おこなっていた為、大変な作業だなと感じました。
ひとつひとつのメンテナンスが、
より安全に家を長持ちさせることに
繋がる大切さを改めて感じました。
これからもより知識を深め、
お客様に喜んでいただける
リフォームや家づくりが出来る監督を
目指し頑張ります。
平
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