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スタッフブログ

友坂 俊行 2017.09.25

棟木を上げる日

皆様こんにちは。
今年の夏は雨続きで、
9月に入ってからも台風直撃のこの天候。
洗濯に適した季節のはずが、
なかなか処理もできず困ってしまいますよね。。。
現場監督も段取りが難しいようで、
悩む姿が垣間見えます。

そんな天候でもあった今月は、
私の担当をさせて頂いているお客様だけでも
3件の上棟がありました。

棟木(屋根の一番高い位置にある部材)を
上げて設置することから骨組みの完成をさし、
名付けられた上棟。
建築的には昔ながらのイベント事で、
祝うべき大事な日となります。

現場で見上げるその光景。
レッカー車で材を吊り、
6、7名の職人が一日で組み上げていく。

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今まで模型で想像していても・・・やはり本物は違います。

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器用に骨組みを渡り歩き、
構造用のパネルも20kgはあるのに軽々と運ぶ。
6m以上の高所でも平地のような職人の足さばきには
慣れているとは言え、いつ見てもスゴイ!

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無事作業が終わると棟梁(大工さん)、頭(基礎屋さん)と共に
建物の四方にお清めをして、乾杯に移ります。

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乾杯をしながらいつも思います・・・
お会いしてからお任せいただくまでの経過。
ご契約頂いてから4ヶ月以上詳細の打合せを重ねた日々。

これまで机上でお互い想像を膨らませ、
大きな構成から小さな部材まで悩みぬいたこと。

いざ形となったこの瞬間は、幾度となく
経験を重ねても感慨深いものがあります。

少しずつ頭の中で決定していったものが
これから壁ができ、空間構成が見え、
出来上がっていきます。

早く完成を迎えたいものですが、
作り手側としても嬉しさ半分、
ドキドキ半分のこのプロセスも大事にしたい。

上棟はそんな微妙な乙女心が味わえる、
大切な節目なのです。

 

友坂

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