fbpx

新築・注文住宅・リフォーム・リノベーションは

湘南・神奈川・横浜の優建築工房

新築・リフォームは湘南・神奈川・横浜の優建築工房 優しい暮らし

スタッフブログ

平 良介 2018.07.30

発砲ウレタン吹き付け ~葉山 マンションリフォーム~

こんにちは。工事部の平です。
暑い日が続き、室内ではエアコンを付けないと、
過ごしていられないですね。
一歩外に出ると、汗が噴き出てきて、
作業着もびしょびしょになってしまいます。
熱中症には、十分に注意して過ごしていきたいと思います。

今回は、そんな外気の気温を遮断する
断熱材について、お伝えします。

先日、RC造のマンションの外部に面する壁の内側に
発砲ウレタン(断熱材)の吹き付け工事を行いました。

このマンションの外壁面は、躯体(コンクリート)に
GLボンドという接着剤で、石膏ボードが貼られています。

今回の工事目的は、
壁内(躯体面と石膏ボードの間)で結露が発生し、
部屋の中のクロスや床がカビてしまった為、
その原因の結露を解消することです。

壁内結露が発生する原因の一つは、
室内の湿気を多く含んだ空気が、
冷たくなった躯体に接触することで、
空気の温度が下がり、
水蒸気が水に戻ってしまうことです。

2018.07.28uretan1

この冷たくなった躯体と室内の空気が
接触しないように する役割が、断熱材です。
断熱材にも種類がありますが、
今回は発砲ウレタンを採用しました。

よく木造住宅で使われているグラスウールの断熱材と違って、
特殊な機械で壁に吹き付けるタイプの断熱材になります。

グラスウール
2018.07.28uretan2

発泡ウレタン
2018.07.28uretan3

求める断熱性能の為には、
グラスウールだと10㎝以上の厚みが必要ですが、
発砲ウレタンなら、3㎝程度で十分な為、
RC造のマンションの断熱材として良く採用されています。

さて、その発砲ウレタンの施工手順です。

①下地組み
躯体面に発砲ウレタンを吹く厚みより、
10mm~15mm厚く下地を組んでいきます。
※コンセント周りにも下地を組み、
ボックス内に 発砲ウレタンが入り込めないようにしています。

2018.07.28uretan4

②配線カバー取り付け
CD管で配線が発砲ウレタンで埋まらないように保護します。
2018.07.28uretan5

2018.07.28uretan6

③養生
2018.07.28uretan養生

④発泡ウレタン吹き付け
※発泡ウレタンが付着すると非常に剥がれにくい為、
十分に服やビニールで体を覆って作業をします。
2018.07.28uretan7

⑤養生剥がし、発泡ウレタンをそぎ落とし
発砲ウレタンが下地の厚みより飛び出ている ところを
落としていきます。

発泡ウレタン吹き付け工事の完成です。
2018.07.28uretan8

2018.07.28uretan9

隙間なく発泡ウレタンが吹き込まれている為、
躯体と室内の空気が直接触れることがなくなり、
結露発生が軽減すると思います。

今後はこの上から石膏ボードを貼り、
クロスで仕上げます。

これからお客様が生活する上でカビの発生がなくなり、
快適に過ごしていただければと思います。

最後に、前回のブログでご紹介した
外壁塗り替えの建物が完成したので、
写真を載せさせて頂きます。

2018.07.28uretan10

2018.07.28uretan11

改装して、生まれ変わった建物。
喜んでいただければ幸いです。

CATEGORY

カテゴリー

PAST BLOG

旧ブログはこちら

ARCHIVE

アーカイブ
優建築工房の季刊誌
page top

page top

page top