蓮実 正貴 2019.04.29
こんにちは設計の蓮実です。
平成も残すところ２日。
最近テレビで「平成の名場面〇〇」が、たくさん放送されていて、
平成＝つい最近という感覚を持っていましたが、
やはり、その映像を見ると時代を感じますね。
また、何においても「平成最後の〇〇」という言葉も多く耳にしますが、
今回、私もその流れに乗って、
「平成最後のブログ」というタイトルにしました。（笑）
さて今回ご紹介させて頂くのは、
マンションの一部屋の改装工事です。
お客様とは長いお付合いをさせて頂いており、
今回で５回目のリフォームとなります。
５回目のリフォームは、元々、子供室として使っていた
お部屋を書斎兼多目的な収納部屋にしたい。
というご要望です。
仕上がりは単なる書斎ではなく、優建築工房らしい
温かみのある雰囲気のお部屋になったと思います。
では早速完成写真をご紹介。
お施主様が使いたい物や収納したい物が、はっきりしていた為、
その寸法に合せて間仕切り位置や収納BOXの大きさ、
使い方などを計画していきました。
本やDVDについてはワゴン式の収納にしたので、
作業カウンターまで、楽に移動できるようになっています。
窓付近には、カウンターデスクを造り付けで計画しましたが、
外部の地上方面からの視線に配慮して、月見障子を計画しています。
上半分の障子が下にさがります。
２枚目の写真は、完工検査時で伺った際に置いてあったイスで、
とても可愛らしいイスだったので、思わずデスク前に置いて
撮影させて頂きました。
玄関ホールに接するお部屋だったので、書斎の光が
マンションでは暗くなりがちな玄関ホールまで届くよう
アンティークガラスにてスリット窓を計画。
出入口の建具については、風の通りのため
開閉式のルーバー扉を造作で計画させて頂きました。
ルーバーは既製品ではなく、うちの職人さんが
一枚一枚金物で繋げて開閉出来る様に、
かつ、無垢材なので反りや等で擦れてこない様に
ワッシャーで隙間を細工するなど、
職人さんの匠の技が光る一品建具です。
今回のご紹介はここまでです。
皆さん良いGWをお過ごしください！
ではまた、令和の時代にお会いしましょう。
蓮実
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