fbpx

新築・注文住宅・リフォーム・リノベーションは

湘南・神奈川・横浜の優建築工房

新築・リフォームは湘南・神奈川・横浜の優建築工房 優しい暮らし

スタッフブログ

一ノ瀬 幸恵 2019.09.02

幸運の牛 福島県会津若松

こんにちは。

コーディネーターの一ノ瀬です。

秋めいてきましたね!

朝晩に気持ちの良い風が感じられますが、

残暑は厳しいとのことで、、

今年は夏の始まりが遅かったせいか

あっという間に夏が過ぎてしまった気もしますが、

まだまだ昼間の日差しの厳しい日もありますので

体調管理をしっかりしていきたいですね。

 

秋といえば、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、、

何かと気力の湧いてくる季節かと思いますが、

先日、お盆の休暇に地元の福島に帰省した際に

この景色(?)を見て、おいしそう、、と思った私は

きっと食欲に季節は関係ないのだと思いました。

 

 

そして今回の帰省では、

設計の関嵜さんよりひとつの任務を授かったのですが、

それが「赤べこが欲しい」とのこと。

 

以前、一緒に改装工事をさせていただいたお客様と

地元が近いというお話のなかで、

こっそり内装のご提案のスケッチに赤べこを忍ばせていたところ、

なんと!完成の際に再現してくださり(感動)、

その際に関嵜は赤べこに心ときめいていたようです。

 

 

 

、、、いる!

 

 

かわいい。

 

皆さま、赤べこはご存じですか?

 

福島県会津若松市の郷土玩具で、この頭の部分が

ゆらゆらと揺れる形になっているのですが、、

事務所内ではなぜ頭が揺れるのだろうか?

という疑問が。

 

確かに、何故なのかは分からない。。

これまで考えたこともなく、調べてみることに。

 

結果、首の揺れは特に意味のあるものではなく、

べこ(東北地方では牛をそう呼びます。)を連想させる

工夫としてこのような作りになったようです。

 

ちなみに始まりは約400年前、

会津のお殿様だった蒲生氏郷が職人を

呼び寄せて作ったのが始まりと言われています。

この赤べこを近くに置いておくと

病気や災難から逃れられる、

などの言い伝えがあるそうです。

 

なぜ赤いべこなのか、というお話は

赤べこ伝説として言い伝えられているそうですが、

約600年前に柳津虚空蔵尊「圓蔵寺」というお寺を造る際、

工事が進まずこまっていたところ、

どこからともなく赤い牛があらわれ、

一生懸命働いて工事を助け、

やっと完成したといわれているそうです。

 

このことから、「幸せを運ぶ牛」「幸運の牛」として

人々に伝わるようになっていったとのこと。。

 

子供のころから慣れ親しんできた玩具ですが、

そんな有難いものだったと今回はじめて知りました。

 

このゆらゆらと揺れる動きをただ見て癒される、

それだけでも幸せな気分を運んでくれることは間違いありません。

 

秋の夜長、すこし癒されたい気分のときにおすすめです。

赤べこ。

 

それでは、よろしくお願いいたします。

CATEGORY

カテゴリー

PAST BLOG

旧ブログはこちら

ARCHIVE

アーカイブ
優建築工房の季刊誌
page top

page top

page top