小野寺優太 2019.11.04
こんにちは、小野寺です。
気が付けば11月になり秋も本番！年末も近づいてきましたね。
私は秋が好きで、一年の中で一番出掛けたくなる季節です。
ということで、今回は上条集落というところを訪れた話です。
山梨県甲州市塩山市街から車で15分程にある集落です。
「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
なぜここを訪れたかというと、茅葺屋根（かやぶきやね）
というのを一度見てみたかったからです。
茅葺屋根は草で造られた屋根で、
歴史が古く縄文時代からあったといわれています。
主な特徴としては吸音性、断熱性、保温性、通気性があって
夏は涼しく、冬は暖かいといったメリットがあります。
デメリットは火にとっても弱く、強風・暴風で
飛ばされることがあることです。
上条集落は山に囲まれていて、家と家が
離れている土地だからこその屋根なのでしょうね。
それと、草でできているから雨漏りするじゃないのかな、
と思っていましたが、写真のようにかなり厚みがあり
染み込みにくいのと、調べると屋根表面の浅い所で
水が流され落ちるので雨漏りはしないですね。
今ではほとんど見ることのない茅葺屋根ですが、
長い時代、知恵と工夫で家を雨から守ってきたということを思うと、
昔の人と現代人の住まいの考えは通ずるところがあるのかなと思いました。
集落は見学ルートの看板があり、
村を一通り見て周ることが出来ました。
帰りにはぶどうの丘に寄り道をしました。
ぶどう畑の小高い丘のてっぺんにある施設で、
ワインとぶどうを売っていました。
初めて来ましたが、歩いていてとても眺めがよく
気持ちのいいところでした。
普段ワインは買って飲まないのですがつい衝動買いしました。
しかし飲む直前に家に栓抜きが無いことに気づき、
いろいろ試してして外そうとしましたが、
失敗してコルクが中に入ってしまいました。
味にはまったく問題がなく、とてもフルーティーで美味しかったです。
この失敗を機に次からは絶対栓抜きを使おうと思いました。
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