友坂 俊行 2019.11.25
皆様こんにちは!今回は友坂が担当させて頂きます。
急に寒さが増しました。
去年はこの時期にコート着たかな?と思うほど。
自然に逆らうことなく身体もエネルギーを蓄える季節となり、
体重計に乗るのが怖い怖い・・・
11月に4件の御引渡しがありましたので、
少しだけご紹介をしたいと思います。
鉄筋コンクリートの建物には無垢材がとても恋しくなる時がある。
防音の規約はクリアさせながら、豊かな空間が出来上がりました。
リビングに入った瞬間にタタミコーナーへ一直線。
小上りとなったコーナーからは、リビング全体や空も見渡せ、
最も落ち着く場所となりました。
ヒノキの無垢床は冷たくなりにくい素材で、冬でも裸足で生活できる程。
床が温かいと室温のムラも無くなり、身体に優しい生活が送れます。
高層階であり、空しか見えないベランダからは、
秋の緩い角度となった日差しが注ぎ込み暖房をつけたような
温かさに感じました。
直射が入りにくい環境であった土地柄には
欠かせない吹抜けの計画。
無垢の羽目板を施した天井は、縦へ延びる空間を引き締め、
ガラス越しの青さを際立たせる効果があります。
庇によりコントロールされた日差しは
これからの寒い季節に直射を取り込んで
明るさと同時に温かさも迎え入れます。
フロアにはパイン無垢床を採用。
キッチンにはツガ材の対面カウンターで軽やかさが加わりました。
とてもナチュラルな色調ですが、お住まいになられ家具や
クッションなどの色が入り、生活感が加わったところで
調和できるような想像しております。
携わった職人さんには工程が重なる中、綺麗な仕事を欠かさず感謝しきりです。
完成の検査は設計メンバーが特に感慨深くなる行事でもありますが、
件数が重なったことで、寂しさの方があふれてしまいましたね。。。
紅葉シーズン。
我が家のジューンベリーも色づきました。
とても良い季節です。
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