蓮実 正貴 2020.10.05
こんにちは、蓮実です。
Go Toﾄﾗﾍﾞﾙの効果もあり、9月の4連休以降の週末は
大分賑わいが戻ってきましたね。
コロナ対策はしっかり行わなければいけないですが、
やはり活気が戻ってくると嬉しいものですし、
元気があれば何でも乗り越えられる！
という、気持ちにさせてくれますね。
（どこかで聞いた事のあるﾌﾚｰｽﾞですが。。。笑）
さて今回は、３月にブログでご紹介させて頂きました
築100年以上の蔵改装工事が完成に近づいてきましたので
ご紹介させて頂きます。
既存の外観や構造の状態、補強方法などは
前回のブログでご紹介させて頂いた通りですが、
いかに蔵の趣を崩さないように
改装が出来るかというのが一番重要な部分でした。
改装してきれいになったけど雰囲気がちぐはぐで。。。
といったことが起らないよう、
外壁仕上げや庇の軒裏の仕様など計画しました。
では早速ご紹介を。
before
工事中
まだ足場がかかっており全貌はみえませんが
新旧を見比べて違和感なくまとまると思います。
外部の窓には、これから木格子を施していきますので
もっと雰囲気は良くなると思います。
造作建具
玄関庇
玄関の建具と庇も、今までの趣を崩さないように計画。
玄関庇の丸桁と柱は、昔の物をそのまま再利用しております。
鉢巻
戸建て住宅では、なかなか計画に出てこない鉢巻。
元の雰囲気を極力損なわないよう
現場の方で再現をしてくれました。
蔵内部の仕上がり状況です。
蔵としての利用するため、内部の仕上げは
石膏ﾎﾞｰﾄﾞ仕上げにいたしました。
内装仕上げが無い分、大工さんの気遣いは
通常の倍以上かかりますが、
片野大工さんが見事に仕上げてくれております。
丸太の化粧梁も雰囲気がすごく良いです。
内部の仕上げをすれば古民家カフェが出来そうです（笑）
今回のご紹介はここまで。
足場が取れた状況が今から楽しみです。
今後のブログの中でタイミングが合えば
またご紹介させて頂ければと思います。
ではまた。
CATEGORY
ARCHIVE
