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スタッフブログ

中村 弥生 2019.11.25

一生に一度の旅「エジプト」アブシンベル神殿の巻き

こんにちは。事務の中村です。

すっかり季節が変わってしまいましたが、

エジプトの旅の続きです。

 

外気温40度、そして乗っているバスのエアコンが

故障し猛烈な暑さのなか移動し、到着したホテル

「セティ」は、まさに砂漠のオアシス。

コテージタイプの石造りのお部屋でバルコニーがあり、

目の前にはプールがありました。

 

 

 

水際に立つ可愛らしいホテル。

よく日本人のツアーが利用するホテルのようです。

心配していたお湯もお水もしっかりでます。

トイレもサヨナラーササーといい流れ。

冷房もしっかりきいて快適です。

 

 

 

 

 

 

なぜか天井がドーム型。なんでだろう。

デザイン的なものなのか、こうすると涼しいのだろうか、、

と考えてしまいます。

 

なんだか、のんびり過ごしたくなるような

このホテルへの滞在はたった一日。

到着後、すぐにオプションツアーのクルーズ船で

行くアブシンベル神殿の見学へ。

 

集合場所に行くとおなじみの仲間の顔が

誰ひとりとしていない、、、焦りました。

 

冷房のきいた部屋でちょっと荷物を

並べたりしてしまいましたが、

時間ぴったりに行ったのに、、、

ホテルのスタッフも暑いからあまり外にいなく、

半べそで「すみませんが誰か~ぁっ」

て叫びながらガーデン内をぐるぐるしていると

水まきのおじさんがいたけど、

さっぱり何言ってるのかわかりません。

看板があるようなので、アリガトーっと言って、

看板にあった桟橋のほうへダッシュしていると

添乗員さんが後ろからオーイオーイって、

置いていかれたとおもったよ。

置いて行くわけないでしょ。ってやれやれ一安心です。

 

お仲間の皆さんは10分前行動が当たり前でした!

涼んじゃって、ごめんなさい。

そんなこんなで先に乗り込んでいたお仲間に

やんややんやと迎えられ、

ホテルの桟橋から船に乗り、ダム湖から神殿へ向かいます。

 

 

危ないところに立っている3人のうち一番手前の方が

ボディーガードの方。銃を携帯しています。

 

 

添乗員さんに撮ってもらった出航の写真。

 

 

思ったよりボロっちい船。

バスと同じようなことにならないかとちょっと不安。

なぜかと言うとこの水のなかには、ワニが、

しかもすごい大きいワニがたくさん生息しているので

絶対に落ちないでねって、、、

怖いよ。

 

 

そんななか、心地よい風に吹かれながら、

神殿が見えてくるのをワクワクしながら進みます。

 

 

だんだんと神殿の全貌が見えてきました。

 

 

 

 

近づいていくとその大きさに圧倒されます。

まさに、“スーパーひとし君でおなじみの世界ふしぎ発見!”や

昭和の伝説の番組、“なるほど!ザ・ワールド”で見たまんまの

景色が目の前に広がりました。

「わーぁー来ちゃったゾーっ」て大きな声で叫んでしまいました。

ピラミッド、スフィンクスに続き、大興奮。

 

 

 

上の写真の右側の像にはお顔がありませんが、

足元に落ちているのがこの像のお顔。

地震で落ちてしまった、、、と説明を聞いたと思います。

見上げてみてもすごく大きいのですが、

足元にある顔をみるとあらためて、その大きさに驚かされます。

 

本来、アブシンベル神殿はダムに沈んでしまう場所にありました。

ダム建設で存続の危機になりましたが、

この偉大な遺跡を残したいとエジプト政府が

以前のソ連や欧米先進国に寄付を呼びかけ、

現在の場所に移設したとのこと。

その見返り?により、エジプトのピラミッドで発掘した宝飾品や

ミイラなどが先進国の美術館へ寄贈されたとのこと。

大英博物館とかにありますね、すごく納得した私。

 

それにしても、どうやって運んだの??と気になりますよね。

当たり前だけど運べる大きさに切り、また組み立てたそうです。

元からあったそのままの状態を内部も再現しているとのこと。

近寄ると切って繋いだ跡がよく見るとわかります。

運べる大きさといってもかなり一つが巨大。

現代の技術を屈指しての大移設だったとのことですが、

それでもどうやって運んだの?と思ってしまいます。

 

ガイドさんは、この神殿の移設もダム建設に絡んでいたので、

先にツアー予定にないアスワンハイダムを見せたかったのだそうです。

でも見ることにも集中してしまい、よく話を聞いていなくてすみません。

ブログを書くことを考えてよーく聞いておけばよかったな。

 

そして、本当は保険の関係等で定められたコース以外を周ることを

嫌がるガイドさんや添乗員さんもいますが、

お客さんサイドを向いている添乗員さんでよかった。

添乗員さんはすべての責任を取るようになりますから、

イレギュラーなことにどれだけ対応していただけるかは

その方次第です。色んな事を見て聞いて、

歴史の先生と一緒に歩いているようで楽しかったです。

 

 

 

 

太陽神のラーが入り口に。

年に二回、この入り口から太陽の光が

奥にある3体の像を照らすそうです。

元の場所にあったときもそのように作られていたので、

移設後も同じように光が入るように計算されて

作られたとのことでした。

これひとつにしても、エジプト王が君臨する時代に、

どうやって計算したのかしら、、、と感心するばかり。

 

神殿の内部は撮影禁止なのですがお金を払うと撮影できます。

お支払いしない場合は、スマホ以外のカメラやムービーは

持ち込みも禁止となり、添乗員さんに預けて中にはります。

なので、ツアーで行かないと怪しい門番に

預けなければならないとか、、、絶対に信用できそうもないのです。

 

内部にはコウモリがたくさんいて怖いよ。

そしてコウモリの糞もたくさんあって怖いよ。

 

神殿の内部の壁画は歴史や文化について事細かく描かれていました。

またこの神殿が王が一番寵愛した王妃のためのものだとか、

そのようなことが描かれているようです。

 

 

 

 

エジプト人がアフリカの黒人を奴隷にして労働させていたり、

その足や首などがつながれていることが壁画に記されています。

奴隷制度、、、この時代から近代まで続いた、

まだ続いているところも、、なんと長い間の差別なんでしょう。

同じ人間に生まれたのに。やっぱり、色々考えます。

それにしても壁画に残すあたり、権力の象徴としてでしょうが

残すことだったのか、考えが分かりません。

 

また入り口付近まで戻ると、

「ボールペンをくれたら写真を撮っていいよ」

と怪しい門番が言い寄ってきました、、、。

ガイドブックに書いてあった通りです。

 

ボールペンを差し上げると

日本製かどうかすごく確認しています。

日本製だとわかるともっとくれ!

と、、、あんたね、、てげんなり。

 

この灼熱のなかだとすぐにボールペンが

書けなくなってしまうそうです。

でも日本製は絶対に書けなくならないようで、

だから日本製のものが欲しいそうなのです。

しつこく付きまとわれ、なんだかなぁと思っても、

さすが世界のmade in Japanだとだいぶ鼻高々です。

車も日本製は砂漠でも故障が少ない。

バスも日本製をぜひ使ってください。と言いたい。

 

ちなみに喉が渇いて売店へ行くと

小さなお金がないから買えないと残念に思っていたら

「日本人?ボールペンでいいよ」と、

ペプシと物々交換ができました。ラッキー。

ちなみに飛行機のなかでもらえる航空会社のボールペンはダメでした。

素晴らしい遺跡を前に、奴隷制度や門番の私的な優遇など

いろいろと考えさせられ自分て幸せだなと改めて思う次第。

 

 

夜は音と光とプロジェクションマッピングの

歴史スペクタルショーに。

ホテルから少しバスに乗り、歩いて神殿へ。

神殿に色々なものが映し出され美しかったけど、、、

睡魔に勝てず、途中で観ながら寝てしまった、、私。

でも神殿を十分堪能できました。

 

神殿のお話はここまで。

まだまだ続くエジプトの旅。

また次回。

 

そうでした。

ピラミッドのところで載せ忘れてしまった写真が見つかりました。

 

 

この穴。

まだ発掘していないピラミッドに通じる穴とのこと。

多分、掘り進めると何かが出てくるのだけど

資金を出す人がいなくてこのままなんだとか、、、

ロマンがありますね。

本当の大穴かも。。笑。

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