優建築工房の環境配慮型設計
安心して使える材料
私たちは、食卓の安全についてはずいぶん気にして、選んで、家族を思えばこそ厳しくジャッジできるようになりました。
建築業界はすこし遅れをとりましたが、木材の産地や素性、そして品質に至るプロセスをできるだけクリアにして真摯にお伝えしていこうという取り組みが進んでいます。
暮らしを包みこむ器の一部として、永く安心して使える材料を選ぶ責任があると。
そして、優建築工房の、基準の高い、最良の選択が当たり前になることを信じて・・・
かながわ県産材
県産の木材で家を建てると森林が育つ
私たちが住む国は、国土面積の約7割が森林といわれています。
森林率は高いのに、これを活用する木材自給率は26.6%と低いのが現状。このままでは森林が荒れ、農山村の活力が低下してしまいます。
木も子育てとおなじ。放っておいたら健康な森林が育ちませんね。
手をかけて、根っこに栄養をたっぷりあげて。成長を妨げるものから守ってあげて、スクスクと育つのです。
神奈川県では、気候が良く、県全体の40%にあたる広大な森林を有しています。森林認証制度によって、木材の品質が統一し、向上しました。有数の産地の木材に決して引けをとらない優良の木材を産出しています。
優建築工房は、木材の地産地消に早くから着目してきました。
現在は、主に丹沢山地で育てられた「スギ」「ヒノキ」を、正規流通ルートを通じて「柱」「床パネル」などの構造材に取り入れ、地域の活性化に積極的に取り組んでいます。
森林認証制度
木材の信頼性を証明する方法のひとつとして、「森林認証制度」というものがあります。
「森林認証制度」とは、適切な管理がなされた森林と、そこから伐り出される木材に証明(認証)を発行し、ラベルを付けることで持続的な森林の利用・保護に配慮した木材を普及させようとする制度です。
認証審査は、専門の第三者機関が基準に沿って行われます。世界中にこの認証制度は複数あり、団体によって基準が異なります。
森林認証には、森林に対して付けられる「FM認証」と、認証された森林から生産された木材の流通・加工に対して付けれれる「CoC認証」があります。
「FM認証」では、地域住民や環境に配慮された森林管理の状態などが評価され、「CoC認証」では、加工・流通の過程で、認証材がそうでないものと混ざらずに管理されて扱われているか? などが確認されます。加工の過程で「CoC認証」を取得していない事業者の手に渡ると、それ以降は認証品として扱われず、表示もできません。