2011.06.14
外の光を取り入れる大きな窓です。以前は、玄関となっていた場所です。
玄関を移動して、パソコンスペースとなります。
サッシの取り付けで、先に透湿防水紙をサッシ下端に施工します。
雨漏り対策です。
サッシ周りは一番雨漏りしやすい場所とも言えます。
そのため、十分に注意しながら施工していきます。
2011.06.07
いよいよ大工さんの工事が始まりました。
まず、始めに構造の補強を行います。
「構造補強の梁」
柱を抜いたところに、補強で構造の梁をあらたに追加していきます。
白いきれいな木が、新しく追加した梁、色が焼けて茶色くなっている木が、既存の梁です。
必要なところに金物で補強を加えていきます。
この梁補強ですが、解体後現場を確認しながら、慎重に補強の方法を検討していきます。
今回は、尺梁とよばれる高さが300mmある大きな梁で補強しました。)
「構造補強金物」
柱と梁、すじかいに必要に応じて、金物を取り付けていきます。
地味な作業ですが、建物にとっては、大切な仕事となります。
次回は、サッシの取付などを進めていきます。
2011.06.07
2011.05.31
前回の構造の検査結果を元に、新たな構造計画をたてていきます。
事前に頂いている図面と実際の現場では、
構造材のすじかいがあったり、なかったりというのはよくある事です。
(柱も同じです。)
そのため、実際の現場での状況を詳しく確認していくことが重要となります。
現場での新たな情報を元に構造計画をしていきます。
次回は、大工さんの工事がはじまります。
2011.05.31
2011.05.24
解体工事が順調に進んでおります。
心配していた土台の腐りは見られませんでした。
黒くなっている部分もありますが、
こちらは構造体ではないので問題なしでした。
「技術責任者の大坂による検査」
構造がどのように組まれているかチェックしています。
「設計による現場チェック」
設計、コーディネーター、監督の三者で現場の解体状況のチェックを行います。
解体して初めて分かる部分など、実際に現場にて確認をしていきます。
「百聞は一見にしかず」で、事務所で図面だけを見て、検討するのと、
実際に現場で検討するのでは、全然違い、よりよいチェック、確認が出来ます。
こちらのお宅は築30年の立派な住宅。
お施主様の思い入れのある部分や、
改装後にもアクセントとして利用できそうな材料は、
残しながら解体を進めていきます。
通常、このように部分的に残したりするのは、
難しいのですが、解体業者さんが見事にきれいに残してくれます。
次回は、内部の設備配管や、内部の配線工事などを行っていきます。
2011.05.24
2011.05.17
2011.05.17
相模原市のYS様邸の改装工事が始まりました。
解体工事が始まり、2Fの天井などの解体が終わりました。
「2Fの小屋組みの様子」
2Fの天井が解体されたことにより、小屋組みが見えてきました。
屋根から雨漏りはしていないか?雨漏りしてた形跡はないか?
などを確認します。
「柱と梁の接合部」
柱と梁の接合部です。
築年数がある程度経っている場合、柱頭、柱脚、筋交いなどに
金物が付いていない場合があります。
(昔と今では、建築基準法が変わっているためです)
必要に応じて、構造、金物補強を施します。
(解体が完了したら、技術責任者と最終チェック、補強計画をたてます。)
「解体屋さんの掃除道具」
工事中は、こまめに清掃しながら、解体を進めていきます。
次回は1Fの解体工事になります。
2011.05.10
いよいよ、工事も完工いたしました。
今年初めに着工させていただき、寒い冬を乗り越え、桜の季節も終わり、
新緑の季節となりました。
長いようであっという間だった、新築工事。
その全容をお伝えいたします。
「弊社での完工検査風景」
図面を元に、弊社で検査を行います。
設計担当者、現場監督、弊社の責任者による検査となります。
お客様目線に立ち、使い勝手の悪いところはないか、汚れ・傷はないか、
仕上がりは満足のいく出来となっているか、などなど検査項目は多岐にわたります。
もちろん、生活に不自由の出ないように、電気配線の通電チェック、
TVアンテナの受信レベルチェック、給排水の通水チェックなども行っていきます。
化粧の梁はきれいに塗装され、照明設備品も取り付けられました。
勾配天井や吹き抜けをつくったときによく提案させていただくシーリングファンです。
室内の空気を循環させ、温度を快適に保つ役目を果たします。
こちらの畳コーナーも、畳が敷きこまれ、
下のスペースはキャスター付き収納となりました。
小上がりスペースを設けることによって、空間に変化が生まれ、
また、腰掛けスペースとしてホットする場所となります。
奥のカウンターはパソコンスペースとなります。
梁上の大きなFIX窓から、太陽の光がサンサンと降り注ぎます。
写真ではわかりずらいですが、窓から見える空の景色も気持ちの良いものとなりました。
LDKがお出迎え。開放感があります。
「トイレ」
お手洗いは少し大きめの約0.8坪。(一般的には約0.5坪)
こちらは、将来介護が出来るようにと、入り口は引き戸。
便器の横には広めのスペースをとっています。
「下見会の様子」
お施主様との最終検査(下見会)を行っています。
設備機器の説明などを行います。
検査後、晴れてお引渡しとなります。
F様、ありがとうございました。
工事完成が終わりではなく、本当の意味での始まりだと思います。
これからも、末永くお付き合いよろしくお願いします。