2012.08.21
珪藻土が乾燥した後に、造作建具工事、電気器具・設備器具の
取付けを行いました。
リビングへの出入り口は、タモ材を使ったフラッシュ戸です。
ガラス入りのスリットがデザインのアクセントになっています。
LDKと隣の洋室は、天井いっぱいの3枚引き込みの建具で仕切られます。
建具オープン
↑建具を開け放てば、LDKと一体で使える空間になります。
水まわり
水周りはコンパクトにまとめられています。
正面が洗濯機スペース。
右が浴室の入り口です。
HALL
ホールは、奥まで視線が抜けるため、広く感じられます。
階段の手摺部分は、階段側から見るとこうなっています。
↓
階段手摺
タモ無垢材の幕板の裏に丸棒の手摺が隠れていました。
内部は、施工範囲クリーニング、無垢床板の塗装(オスモワックス)
を行いお引渡し間近の状態です。
残るは外構工事となりました。
2012.08.21
解体工事が完了し、いよいよ大工さんの工事が始まりました。
まずは、構造の補強工事を行います。
昔の建物の場合、構造金物というものが取り付けられていません。
柱と土台、柱と梁、すじかい、梁と梁の継ぎ手など必要箇所に取付を行います。
また、構造補強の検討をしたときにでてきた「すじかい」による補強なども
あわせて行っていきます。
次回は、床の下地工事などを進めていきます。
2012.08.07
2012.08.07
駐車スペースの残土搬出が進められております。
残土搬出工事
駐車場にするため、道路面と同じ高さまで地盤を下げます。
正面に見える土管みたいなものは、最終マスとなります。
こちらは既存を利用していくため、今後高さを下げる必要があります。
2012.07.31
2012.07.31
必要のないところの基礎や、床なども撤去されました。
現状では、駐車スペースが道路面より高いため駐車できません。
そのため、手前部分の土をすきとります。
・・・が、既存の配管などは高い設定のままなので、一段低くする工事を行います。
工事着工前に現場調査を行い、本当に低く出来るのか。
などの検討をしていますので問題はありませんが、ここでの調査が不十分だと
配管のやり直しが出来ないなどの問題が発生することもあります。
何事も、事前の準備は大切です。
2012.07.24
木工事完了検査及び是正確認を行い、大工工事が完了となりました。
仕上げ工程に進みます。
窓枠・建具枠などの造作材は、オスモ社のクリアワックスで塗装。
木に染み込ませる塗料なので、見た目は少ししっとりとする程度の
変わりしかありませんが、手垢などの汚れや水に強くなります。
クロス工事に進みます。
まずは下地処理です。
石膏ボードの継ぎ目にファイバーテープを張り、
ビス頭や不陸がある部分にパテを施します。
白いパテは、若干目の粗い下パテです。
下パテが乾いたら目の細かな仕上げパテを施し、
細かな不陸を調整します。
壁に先立ち、天井のクロスを貼り始めました。
2012.07.24
減築工事がはじまりました。
屋根などが解体されて、骨組みだけになりました。
そのままですと、建物が少し不安定になりますので、
仮筋とよばれる補強をしていきます。
新しく見える斜めに入っている木材が仮筋です。
仮の筋かいですね。
横揺れを抑える効果があります。
新築工事の建て方のときなど、まだ筋かいが入ってないときに使う手法です。
次回は、床などの解体が始まります。
2012.07.17
大工工事は終盤にさしかかりました。
壁・天井の石こうボードが張られてきました。
2階の元和室は、真壁から大壁の洋室仕様になりました。
既存の壁が 真っ平らとは限りません。
というか、倒れていたり、膨らんでいたりすることの方が多いのです。
柱の大きさ(太さ)が違ったりもします。
ボードが平らに貼られるように、
木材を打ちつけて高さを調整した下地を造ります。
このような、仕上がってしまえば見えなくなってしまう
地道な作業がリフォームでは非常に大事です!
障子の溝が彫られていた窓枠まわりは、上から新しい窓枠を付けて
スッキリと納まりました。
石こうボードが張り終えると、
電気屋さんがコンセントやスイッチ・ダウンライトなどの穴あけを行います。
玄関収納(トステム製品)や、タモの無垢材を使った造作の手摺も造られました。
2012.07.17
解体工事が進んでおります。
現場では足場が設置され、いよいよ外部の解体工事も進められていきます。
雨の多いこの時期、毎日天気予報とにらめっこです。
この後、防犯、雨養生のためにブルーシートなどで、養生をします。
既存の瓦を壊さないようにうまく取り外しました。
再利用して、新しく作る屋根に使用します。
技術責任者の大坂、設計の元井と現場にて解体の状況を確認します。
特に構造体の腐りはないか、構造の組み方はどうかなどをチェックします。
今回は減築・増築が絡むため、どのように減築するか、
基礎はどのようにするかなど、図面や写真だけではわかりにくい場所を
実際に現場にて打ち合わせをしていきます。
既存の構造体、基礎の状況ともによかったため、
すべて壊してしまうのではなく既存の構造体、
基礎をうまく生かしながらの工事と決定しました。
次回はいよいよ、駐車スペース部分の減築が始まります。