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現場レポート

2019.12.23

造作工事 続き 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、前回の現場レポートに引き続き、

2階の造作工事と1階の建具枠の取り付けの様子をお伝えします。

 

まず、2階寝室のロフトについてご紹介します。

 

 

このロフトは、既存の太鼓梁を利用して、

その間に床下地を組んで造作しました。

太鼓梁は、高さ・形がひとつひとつ違う為、

現地でそれぞれの梁の高さ関係を見ながら、

より良い部位を選んで床下地を組みました。

 

またロフトの空間をより広くするために、

床の高さを出来るだけ下げて、

床上に梁を表すという方法を取りました。

 

 

梁と梁の間の床にはシナベニアという化粧ベニアを、

形が均一でない太鼓梁に合わせてカンナなどの工具を使って

削りながら張ってあります。

 

 

落下防止の為の手摺り壁は、手が触れる笠木に

無垢材を使用して造作してあります。

 

 

また、1階では建具枠の造作をしています。

建具枠や間仕切り壁が出来てくると、1階の雰囲気も変わってきました。

 

 

 

 

今後は、1階の造作の様子もお伝えしていきます。

2020.01.06

1階造作工事つづき 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、前回に続き1階の造作工事の様子をお伝えしていきます。

 

まず、玄関入ってすぐにある造作建具枠のご紹介です。

 

 

この建具枠は両側からの引込み戸になっています。

引込み戸とは、扉を開けた時に壁の中(戸袋といいます)に

隠れる仕様の建具です。

戸袋内部は見えなくなってしまう部分ですが、

今回はシナベニアで仕上げました。

 

 

この建具枠は、両側の鴨居が繋がっているデザインになっています。

その為、鴨居の材料は2本分の長いものを使用して、

切れ目なく繋がっているように納めました。

 

 

また、引込み戸の隣には既存の開き戸を再利用する収納があります。

 

 

通常、造作建具は枠を先に大工さんが造り、

それに合わせて建具屋さんが建具を造りますが、

既存の建具を採寸したところの番の大きさを考えて、

建具枠の開口の大きさを決定しました。

収納内も間取りの関係上異形ですが、

材料を丁寧に加工して隙間なく造り付けました。

 

 

以前の現場レポートでも紹介した羽目板も張り付けて、

玄関ホールの景色が大きく変わりました。

 

 

大工工事は、今後も1階の造作を進めていきます。

その様子も今後お伝えしていきます。

外部は左官工事が終わり、塗装工事を進めています。

次回は、その塗装工事の様子をお伝え致します。

2020.01.13

塗装工事 パターン付け  小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、塗装工事のパターン付けの様子をお伝え致します。

以前の現場レポートでお伝えしたモルタル壁に、

パターン(模様)を付けていきます。

 

 

この建物は既存の外壁を残している箇所がある為、

その既存外壁のパターンに合わせて、

新しい外壁にもパターンを付けていきます。

 

まず、吹付けをする箇所のサッシや

隣接するフェンスなどに養生を施して、

塗料が付着しないようにします。

 

 

その後、パターンを吹き付けていきます。

今回のパターンは、より既存外壁のパターンに近づける為に

2段回で吹付けを行いました。

 

1回目はリシンという細かい粒状の塗料を吹き付け、

2回目はスタッコという粘土質状の塗料を吹き付けました。

その後、専用のローラーで押えて表面を少し平らにして仕上げます。

 

 

既存外壁のパターン

 

新規外壁のパターン

 

既存外壁と新規外壁との取り合いにもパターンを吹き付けています。

 

 

今後、下塗り、中塗り、上塗りと仕上げの塗装を重ねていきます。

その様子もお伝えしていきます。

次回は、内部の造作工事の様子をお伝えします。

2020.01.20

階段手摺造作 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、内部の造作工事の様子をお伝えします。

その中で、2階の階段周りの造作手摺りをご紹介します。

 

スプルスという木材を使って、格子状に造りました。

 

 

この手摺りの途中には化粧柱があり、

その化粧柱をまたぐ形で格子を組んでいきます。

 

その為、造り方を工夫して、あらかじめ格子状に組んだものを

柱間に差し込み、その上に笠木を取り付ける方法を取りました。

 

 

 

格子の間隔は、組子と組子との距離を事前にミリ単位で調節して、

均等に見えるようにしました。とても綺麗に割りつけられたと思います。

 

 

また、大工さんが使っている道具に面白い名前のものが

あったので、紹介したいと思います。

名前は「半人前」と言います。

 

 

用途は、鴨居や笠木などの長い部材を取り付ける箇所に

あてがう時に“ちょっと持っててほしい”を叶えてくれるものです。

弟子などの「半人前」がする役目を担ってくれるので

このような名前になったのだそうです。

今回は、笠木の取り付けに「半人前」を使用しました。

 

 

階段周りの手摺りが完成して、2階の大工工事は完了しました。

 

 

 

今後、大工さんは1階の和室周りの造作工事を行う予定です。

外部は、引き続き外壁の塗装を進めています。

次回は、その様子をお伝えします。

2020.01.27

外壁塗装工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、外壁の塗装工事の様子をお伝えします。

 

以前の現場レポートでお伝えしたパターン吹きの壁の上に

塗料を塗り重ねて、外壁を仕上げていきます。

 

 

塗料は、下塗り、中塗り、上塗りと塗り重ねます。

まずは下塗りです。

下地と仕上げ塗料を密着させる為の、とても大切な工程です。

 

 

その後、中塗り、上塗りと進めます。

基本的に中塗りと上塗りには、同じ仕上げ材を使用し、

中塗りは1回、上塗りは2回以上塗り重ねて

厚い塗膜を形成します。

 

 

上塗りが終わると、サッシ周りなどの養生を外して、

テープの跡などを綺麗に塗り直します。

 

 

以上の工程で、外部の塗装工事は完成です。

 

 

 

今後、雨樋の仕上げやバルコニーの腰壁の笠木を施工し、

足場は解体します。

 

内部は造作工事が進み、いよいよ大工工事も終盤です。

次回はその様子をお伝えします。

2020.02.03

木工事完了 小田原市IS様艇改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、木工事完了の様子をお伝えします。

 

以前の現場レポートで2階の大工工事完了の様子をお伝えしましたが、

その後、和室等の造作工事を進め、1階も完了しました。

 

その和室は、他の1階の床面より30cm上がった、小上がりになっています。

 

 

小上がりの段差部分の式台には、桧の無垢板を使用しました。

 

 

この桧の無垢板は厚さが3cm、幅は30cmで、

長さは4m近くあります。

この板を、柱部分の欠き込み加工をする為に、

大工さんが何度も合わせて造り付けました。

 

 

曲線の加工や別方向の上り框との取り合いも、

とても綺麗に仕上がりました。

 

 

この和室の間仕切りには角の柱を挟んで両側に

3枚ずつ障子が入る計画です。

敷居と鴨居には3本の溝が掘られ、

角で障子同士が当たる納まりになっています。

 

 

 

今後、障子が吊り込まれ、掘り炬燵が設置されるので、

その様子もお伝えしたいと思います。

 

 

そして、1階の造作工事も終わり、

8カ月掛かった大工工事も完了致しました。

 

 

 

今後は、クロス工事を行っていきます。

2階は先行して、パテ処理を行っているので、

次回はその様子をお伝えしていきます。

2020.02.10

クロス工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、クロス工事についてお伝え致します。

 

まず、壁や天井のクルスを貼るために、

大工さんが施工した石膏ボードの下地に、

パテ材で下処理を行います。

 

 

このパテ材の下処理は、

クロスを貼る工程の中でもとても大切な作業で、

継ぎ目の無い平滑な面を造ることで、

最終的な仕上がりも良くなるのです。

 

パテ処理は、性質の違うパテ材を使い、3回に分けて行います。

 

1回目は、

粒子の粗いパテ材を使用し、石膏ボードの継ぎ目のV溝部分に塗ります。

塗ったパテ材が乾いたら紙やすりで平らに削ります。

 

2回目は、

1回目と同じパテ材を使って塗ってから、また削ります。

 

その後3回目は、

粒子の細かいパテ材を使い、より平らになるように塗り重ね、

再度削ります。

 

リフォームの場合、大工さんも出来るだけ調整をしていますが、

柱や梁が反るなどして石膏ボードがねじれているところは、

1回目、2回目の作業を繰り返し行い、より平らになるようにしてから

3回目のパテ材を塗って下地が完成します。

 

 

その後、クロスを貼っていきます。

クロスは先に天井面を仕上げてから壁へと張り進めます。

 

天井

 

 

 

クロス工事が2週間ほどで終わり、次は珪藻土塗りへと移ります。

次回は、その様子をお伝え致します。

2020.02.17

珪藻土塗り 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、珪藻土塗りについてお伝え致します。

珪藻土が含まれている内装建材は多種多様なものが流通してますが、

当社では協力業者と提携して、自然素材100%で調湿性能の高いものを

オリジナルとして配合したものを使用しています。

 

この珪藻土は、専用のパテ材で下処理をし、

その後、仕上げ材を塗っていくという流れになります。

 

まず、パテ材での下処理です。

 

クロスの時と同様、石膏ボードの継ぎ目をパテ材で埋めていきます。

珪藻土の場合は、パテ処理を何度も行うのではなく、

パテ材を塗る前にファイバーテープを貼り、

それを埋め込むようにパテ材を塗ります。

 

 

石膏ボードの出隅(角)やアーチ状の開口部にも、

ファイバーテープとパテ材で下地をつくります。

 

 

 

その後、仕上げ材の珪藻土を、パターン(模様)を付けずに塗ります。

 

 

その上から、さらにパターンをつける為に塗り重ねます。

角や端部などの細かい取り合いを仕上げて、乾燥させて完了です。

 

 

 

クロスや珪藻土などの内装が仕上がってきて、

完成がぐっと近づいてきた感じがします。

次回は、建具や家具の設置の様子をご紹介します。

2020.02.24

家具・建具工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、家具・建具工事についてお伝え致します。

 

当社ではオープン棚やシンプルな箱状の家具は、

現場で大工さんが造りますが、扉や引き出しがついていたり、

緻密な造り込みがある家具は、工場で家具業者が造ったものを

現場で取りつけるという流れで家具工事を行います。

 

この建物には家具工事が沢山ありますのでその一部をご紹介します。

 

キッチンの背面の収納類は、全て家具工事で行っております。

 

 

家具工事は、大工工事の終盤に採寸を行い、

製作する家具の詳細な寸法を決めていきます。

この家具は柱の位置に合わせたり、

大工さんが造ったカウンターと結合したりする取り合いが

あった為、寸法や造りつける方法、設置のタイミングなどを

細かく打合せをしました。

 

大工さんのカウンターと結合した部分は、

ビスケットと呼ばれる部材を使って取り付けました。

 

 

他にも、洗面化粧台やミラーも家具工事として

設置していますので、写真を載せさせて頂きます。

 

洗面化粧台・ミラー

 

2階ミラー

 

次に建具工事です。

建具は、大工さんが造った建具枠の開口寸法を詳細に測り、

工場で建具を製作します。

その製作した建具を現地でさらに細かな調整をして、

吊り込んでいきます。

 

調整は主にカンナで行います。

 

 

カンナで調整して、枠と建具がピッタリ合うように取り付けます。

吊り込まれた建具をいくつかご紹介します。

 

玄関入ってすぐのメインの建具です。

ガラスの入った重厚感のある建具です。

 

 

和室の障子です。

以前の現場レポートで紹介した大工さんが造った

敷居、鴨居に吊り込みます。

 

 

家具・建具が設置され、キッチンや和室の

完成した雰囲気が感じられるようになりました。

 

次回は、設備が設置した様子をご紹介します。

2020.03.02

設備・電気工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、設備機器と照明器具の設置が完了したので、

いくつかご紹介させて頂きます。

 

まず、手洗い器と便器です。

トイレ入り口の手前に手洗い器があります。

 

 

半円状に加工したカウンターの上に、ボウルを設置して、

このスペースに合わせたペンダント照明が取り付けてあります。

 

 

 

つぎに造作洗面化粧台です。

以前の現場レポートで紹介しました大工さんが開口した

カウンターに洗面ボウルが取り付けられました。

 

 

 

カウンターにはドイツのオスモウッドワックス塗装も施されて、

質感の良い仕上がりとなりました。

 

これも以前にご紹介した造作ミラーの上にも照明が付きました。

計画通り、照明はミラーのすぐ上に設置し、

ミラーにかぶるようなバランスで仕上がりました。

 

 

他にも便器が2カ所と洗濯パンも設置しました。

 

 

 

 

各所の照明器具も取り付けられました。

 

 

 

 

今後は、玄関タイルなどを仕上げて、

全体をクリーニングすると完成になります。

次回は完成した様子をお伝えします。

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