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現場レポート

2019.07.29

2階床組み工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、2階の床組みについてお伝え致します。

2階の床を組む際に、まず検討するのは床のレベル(高さ)です。

 

こちらの工事では少し形状を変えますが、

既存の階段を再利用します。

 

既存で残っている床もなく、

サッシとの取り合いも問題がなさそうであった為、

階段の登りきりの高さを2階の床のレベルにしました。

 

次に、そのレベルにフローリングが合うように計算して、

床の下地材(根太)を組んでいきます。

 

 

根太が梁をまたぐような形になる為、

梁に根太掛けという桟木を水平に打ち付け、

それに乗るように根太を固定していきます。

 

その為、床鳴り防止の為に専用の接着材も併用して取り付けます、

 

 

その根太の上にベニアを敷きつめて釘打ちすると、

フローリングの下地が出来上がります。

 

 

 

まだ半分ほどですが、2階の床が大分形づいてきました。

全ての床組みが終わった様子も、今後お伝え致します。

 

次回は、引き続き2階の床組みの様子と

バルコニーのケイカル板貼りについてお伝え致します。

2019.08.05

バルコニー大工工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

前回の現場レポートでお伝えした2階の床組みは、殆ど終わりました。

 

 

 

今回は、バルコニーの下地造りの続きをお伝えします。

以前の現場レポートでバルコニーの下地造りをお伝えしましたが、

木造部分と鉄骨造部分の繋ぎ目について、今回は詳しくお伝えします。

 

この建物の躯体は木造と鉄骨造で、

それぞれの躯体が強固に接合されてなく、

地震時などでは別々の動きをする構造となっていました。

この場合、躯体が別々の動きをしても防水層に

被害が無いように下地を造る必要があります。

 

 

木造、鉄骨造の繋ぎ目で立ち上がりを造り隙間を設けます。

 

 

隙間を開けることで、それぞれが別の動きをしても

対応できるようにしています。

この隙間からの雨水等の侵入を防ぐ為、

今後の防水工事でシート状の防水材で被せていく予定です。

その様子も今後お伝え致します。

 

その後、

バルコニーの床と立ち上がりにケイカル板を貼り、

防水の下地を造ります。

 

 

 

 

今後、もう半分のケイカル板を敷いていきます。

次回は、バルコニーの防水工事についてお伝え致します。

2019.08.19

防水工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは、平です。

今回はバルコニーの防水工事についてお伝え致します。

この建物では、FRP防水という工法が採用されています。

FRP防水は、ガラス繊維などで補強されたプラスチック

(FRP(Fiberglass Reinforced Plastics))を使用した防水で、

強度・耐水性が優れていることから、このFRPという素材は

船舶やバスタブ等に幅広く使用されています。

 

そのFRP防水を大工さんが取り付けた、

ケイカル板の上に施工していきます。

まずは、ケイカル板を研磨して出来るだけ凸凹を無くします。

その上にプライマーと呼ばせるFRPとの接着を良くする材料を

塗布し、FRPを施工していきます。

 

 

 

また、漏水の懸念が大きいバルコニーに面している

サッシを取り付ける箇所は、

下地である窓台までFRP防水を巻き込むように施工します。

 

その上に紫外線劣化を防ぐ為のトップコートを塗布します。

 

 

 

バルコニーの防水が終わり、

今までバルコニーに掛けていた仮屋根を撤去しました。

 

 

 

次回は、サッシ付けの様子をお伝え致します。

2019.08.26

サッシ取り付け工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、サッシ取り付けの様子をお伝え致します。

サッシは取り付ける前に、

窓台・まぐさと呼ばれる開口の下地を造ります。

 

 

そして、造った窓台の上まで外壁の防水紙を巻き込んで張り、

サッシ周りから壁内へ雨水が侵入しないように納めます。

 

 

バルコニーの防水と接するサッシは、

前回の現場レポートでご紹介したように、

FRP防水を巻き込むように施工してから、

シーリングを併用しながらサッシを取り付けます。

どちらも、躯体を雨水から守る防水層が下にある状態で

サッシを取り付けるということです。

 

 

 

今回は、30カ所くらいサッシの取り付けを行いました。

 

 

 

サッシの取り付けが終わり、今後は防水紙張りや

外壁モルタルの下地取り付けを行っていきます。

次回はその様子をお伝え致します。

2019.09.02

外壁工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、防水紙張りと外壁モルタルの下地について

お伝え致します。

 

まずは防水紙張りです。

 

防水紙は、下の層から順番に重ねながら張っていきますが、

この建物は、外部の土間コンクリートが外壁下地に近い為、

最下部層は、より耐久性能の高い防水紙の

アスファルトルーフィングを使用しています。

 

 

また、前回の現場レポートでお伝えした

サッシ下に挟み込んだ防水紙にも、

下の層の防水紙を差し込んでいきます。

 

 

そして、バルコニーの手摺り壁にも防水紙を張りました。

 

 

防水紙張りが終わると、

外壁の仕上げがモルタルの場合、

ラス板と呼ばれる木材を打ち付けます。

モルタルが仕上がってからのクラック(亀裂)が

起きにくくするために、ラス板を5・6枚くらいずつ

交互に継ぎ目を変えて施工しています。

 

 

ラス板が取り付けられ、外部の印象が大分変りました。

 

次工程では、

この下地の上に左官業者がモルタルを塗っていきます。

その様子も今後お伝え致します。

 

 

 

次回は、設備業者の内部配管と

一階の床組みの様子をお伝えいたします。

2019.09.09

給排水工事・床下地工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、設備業者の内部配管と1階の床組みの様子をお伝えいたします。

 

内部配管は、給水・給湯管と排水管を床下の空間に施工していきます。

給水は青い管、給湯は赤やオレンジの管を使用することが多いです。

 

給水給湯管

 

給水は、水道メーターから宅内に配管を通し、

そこからヘッダーと呼ばれる分岐部材で、

トイレや洗面所等の各設備品に繋げます。

給湯は、給水が給湯器に行き、お湯になって

宅内に入ってヘッダーで分岐をしていきます。

 

ヘッダー

 

排水管は既存の基礎を傷めないように

元々貫通していた部分を切り回して配管します。

各設備品から水が流れるように勾配をとり、

宅外に繋がる出口に向かって配管をしていきます。

 

排水管貫通部

 

排水管

 

2階の設備の排水管は1階の壁内を通る為、出来るだけ

流水音が壁内に響かないように遮音材を巻いています。

 

 

また、内部配管と並行して1階の床下地組みも進めています。

 

奥の部屋から床下地となる大引、

ネダと呼ばれる木材を取り付けていきます。

 

 

 

今後も引き続き1階の床下地組みと

断熱材の充填を行っていく予定です。

次回はその様子を詳しくお伝えしていきます。

2019.09.16

床下地工事 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

 

今回は、前回の現場レポートでもお伝えした

床の下地材組みについてお伝え致します。

床下地は大引き、ネダ、鋼製束、断熱材、捨て張りベニアの5つで構成されています。

 

 

根太はフローリングの張り方向と直行に組んでいきます。

フローリングの張り方向が切り替わるところはネダの方向が変わっています。

 

 

床下地を組み終えると、床下断熱材の充填です。

隙間なく敷き詰めることが大切です。

 

 

 

その後、捨て張りベニアを張って、床の下地が完成です。

 

 

こちらは、キッチンに床暖房を設置する計画で、

設置する範囲には12mmの厚さの器材が施工されるため、

床下地の高さを12mm下げて、フローリングを張って

仕上がると段差がなくなるようにしています。

 

 

その他、この建物は玄関の框が曲線になっている為、

下地も曲線に造っています。

 

 

 

玄関框を曲線に仕上げることは簡単ではありません。

大工さんと工事が始まる前から何度も打合せをして下地を造っています。

今後、その曲線の框やフローリングが張られた様子もお伝えていきます。

 

次回は、玄関の土間コンクリート打ちの様子をお伝え致します。

2019.09.23

玄関土間打ち 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、玄関の土間コンクリート打ちの様子をお伝え致します。

前回の現場レポートでご紹介した

曲線の框の下地までコンクリートを増し打ちして、

タイルの下地を造ります。

 

 

コンクリートを打設する範囲に土止めとして張っているベニアや土台、

柱の下部に防水紙や防水テープを貼り、木材に水分が染み込まないようにします。

 

 

その後、砕石を敷き詰め、しっかりと転圧をしていきます。

 

 

転圧を行った後にコンクリートを打設し、コテでならして押えます。

またコンクリートの高さは仕上げのタイルの施工を考慮して、

3cmくらい下がった高さまでコンクリートを打込みました。

 

 

コンクリートが打設され、玄関ドアと事前に造った

床下地までの大きな段差がなくなりました。

防水紙で養生した土台も見えております。

タイルが仕上がった様子も今後お伝え出来ればと思います。

 

 

次回は、床暖房の設置の様子をお伝え致します。

2019.09.30

床暖房 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、床暖房の設置の様子をお伝え致します。

以前の現場レポートでご紹介した12mm下げて

床下地を造った所に床暖房を敷いていきます。

 

 

今回の建物は温水式の床暖房を採用されています。

温水式の床暖房は、給湯器で温めたお湯を銅管の中に流し、

銅管とその周りの鉄板を温めて、床も温まるようになっています。

 

設置方法は、まず、パネルを敷き詰めます。

床暖房が造りつけの家具やキッチンの下に入らないように、

現地で微調整をしながら位置を決めます。

 

 

 

その後、パネルに9mmの銅管をはめ込みます。

パネルとパネルの境の木部は銅管の上に鉄板を被せます。

フローリングを重ねて張っていくとき、

木部にフローリングを固定する為の留め金を打ち付けていきます。

その時に留め金で銅管の打ち抜かないようにする為に鉄板を取り付けます。

 

 

 

銅管は、給湯器まで伸びています。

 

 

床暖房の設置が終わったら、

大工さんが12mm下がっていた部分を

ベニアで隙間なく埋めて、施工完了です。

 

 

 

次回は、鉄骨造部分のバルコニーの

防水工事の様子をお伝え致します。

2019.10.07

鉄骨造部分のバルコニー 小田原市IS様邸改装工事

こんにちは。工事部の平です。

今回は、鉄骨造部分のバルコニー工事の様子をお伝え致します。

以前の現場レポートで紹介した木造部分に続き、

鉄骨造部分も防水の塗り替えを行います。

 

まず、1階が雨ざらしにならないように、

木造のバルコニー施工時と同様に

こちらのバルコニーにも仮屋根を建てました。

仮屋根は、骨組みを大工さんに組んでもらいます。

 

鉄骨造のバルコニーは屋根を掛けるスパンが広い為、

トラス構造も利用して掛けました。

トラスは2×4工法の建物などの屋根に用いられる工法で、

三角形の骨組みで屋根の荷重を支えるものです。

 

 

 

骨組みが完成したら、10m角のブルーシートを掛けて

仮屋根の完成です。

 

 

その後、解体業者が既存のシート防水を剥がします。

シート防水を鉄骨造のスラブから剥がすのは容易ではなく、

細かくカッターを入れて剥がしていきます。

シートを引っ張って剥がれても、新規防水のFRPを塗布した時、

凹凸が浮き出てこないよう、丁寧に削り取りました。

 

 

 

既存の防水が剥がし終わったら、新しい防水の施工を行います。

その様子は、次回の現場レポートでお伝えます。

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