2015.09.01
先週は、設備や電気等の現地打合せを行いました。
また構造補強図面に加えた材料の準備が整い、
現地に搬入されました。
桧の柱材、米松の梁材を中心に序盤で使用する
材料・金物関係になります。
次回は、これらを使用した構造補強の進捗状況を
お届け致します。
井出
2015.08.25
解体工事後、社内の解体完了検査を受けました。
技術責任者と、今回は設計担当を交えての検査となりました。
この場では、
現状の構造と新規計画を照らし合わせて、
予定している構造補強に問題はないか。
他に必要な構造補強はないか。
施工を進めていくにあたっての注意点について。
等々、現地で検証します。
この解体完了検査での内容を計画に加え、
工事を進めていくのですが、
今回は、構造補強計画を図面にまとめました。
こういった図面だけでは伝わり辛いが、とても重要な内容は、
メモをしたり、現地に記したり、打合せで進めていく等、
方法は様々ですが、今回は細かい部分も含めて内容が多かったので、
頭に叩き込むためにも、構造補強図面を作成しました。
この図面を加えて、いよいよ木工事に進んでいきます。
井出
2015.08.11
先週は、外壁の解体工事を進めました。
屋根と構造体のみを残して、解体終了致しました。
解体工事中に重要な管理項目のひとつに
「腐食状況のチェック」があります。
お風呂や屋根、バルコニー等、水が関わるところが要注意です。
↓こちらは既存バルコニーです。
もしかしたらと心配していたところ。。。↓
バルコニーの腰壁開口部から、雨水が入っていたようです。
ただ、構造体のみを残して撤去を進めると、
先程の見た目とは反して、すっきりしました。
ただ上から見ると、やはり傷んでいる部分が残っております。
この腐食状況により、
既存維持なのか!補強なのか!交換なのか!
を判断していきます。
今回は、この部分の梁交換を選択しましたので、
こちらを構造補強計画に加えて、工事を進めていきます。
次回は、社内の解体完了検査の様子と、
構造補強計画についてのお話をお届けします。
井出
2015.08.04
先週は、内部の解体工事を進めました。
石膏ボード剥がしから始まった解体工事も
屋根を残してのフルスケルトンになりますので、
1週間解体を進めると。。。
見事に内部が構造体のみの状態になりました。
先週末には足場も掛かり、
今週は外壁の解体工事を進めていきます。
井出
2015.07.28
こんにちは施工監督の井出です。前回に引き続き、
KF様邸は昨日より、解体工事が着工致しました。
詳しい解体工事の様子は、また次回お届け致しますが、
今回は、養生と既存内部の状況をお伝えします。
解体工事の時に注意が必要なものは、
既存利用品(床や内装等も含む)の養生です。
今回は屋根残しのフルスケルトン工事なので普段に比べて
少ないですが、既存利用品は埃が被らないようにしっかりと
養生をし、モノが何かを明確にしておきます。
解体を控えた内部の状況はこちら。
これから、どのように変化していくのか、私も楽しみです。
次回は解体工事の状況と、足場の設置状況をお伝えします。
井出
2015.07.21
こんにちは。施工監督の井出です。
先日、相模原KF様邸の改装工事着工を控え、三者立会いを行いました。
三者立会いでは、最終図面をもとに
「お客様・設計士・コーディネーター・施工監督」が現地にて
工事内容の最終確認を行います。
図面では伝えきれない細かな部分の確認やお客様のご要望と
最終図面が一致しているのか、などを共通認識する場でもあります。
着工のスタートは解体工事です。
今回私は、この場に解体業者さんに来てもらい、
打合せを兼ねさせて頂きました。
駐車場所やご近隣との位置関係・解体箇所の既存の状況、
それぞれの工事によって、その場所に合わせた施工方法が
ございますので、着工に向けて事前に準備を進めてもらいます。
次回は解体工事着工の様子と、既存内部の状況をお伝えします。
2015.06.30
三浦郡葉山町のS様邸新築工事は、内部の仕上げおよび器具付けをしました。
そして、玄関ポーチにタイルを張るなどの外構工事も進めました。
キッチン・水廻りなどの壁にタイル仕上げを行いました。
張り進め、目地材を詰め込み、
乾燥後に取り合う部分のコーキングを施工し完了です。
小上がりになっている畳コーナーの壁も珪藻土で仕上げました。
天井の仕上げは羽目板張りになります。
内装が仕上がった後、設備器具や照明器具などを取付、
試運転を行いました。
玄関土間と玄関ポーチのタイル仕上げを行いました。
下地の調整中です。
このタイル工事が完了した後、養生や現場設営を撤去し、
クリーニングを行いました。
検査後の是正などを含めて完了を確認し、お引渡しとなりました。
2015.06.23
三浦郡葉山町のS様邸新築工事は、外壁の塗装吹付け工事、
内部の造作工事および壁のボード張り工事を進めました。
外壁の左官モルタルの乾燥養生期間を充分に取り、
2回目のモルタル均しを行いました。
こちらも充分に乾燥養生期間を設け、
ベンドキャップ等の外部器具の先行取付後、
吹付け前に防水処理を施しました。
吹付け前の養生を行います。
建具・サッシ廻りや屋根・軒裏など取り合う部分の養生を進めます。
シーラーなどの下地処理を行い乾燥させた後、スプレーガンを用いて、
吹きむらや吹き残しがないように均等に吹付けます。
窓廻りの養生を撤去した後、際の仕上げ処理を行います。
ベンドキャップの廻りもきれいに仕上がりました。
建物ファサード側の仕上がりもきれいに仕上がりました。
最後に施工不良はないかを確認し、作業場所の清掃を行い、
外部検査を待ちます。
そして、内部では造作工事と同時に、ボード張り工事を進めました。
ボードを張り進めるにあたり、必要な下地を入れると同時に、
サッシ枠回りの隙間にも断熱材を詰め込みます。
さらに気密テープを施すことで断熱と気密を高めます。
建具枠をおさめ、建具の吊り込みも行います。
棚やカウンターなどの造作工事を進めた後、ボードを張り進めます。
巾木や廻り縁などの取り付けを行い、木工事の完了検査を待ちます。
次回は内部仕上げ工事と器具付けなどをお届けし、
工事完了になります。
2015.06.16
三浦郡葉山町のS様邸新築工事は、
外壁の左官モルタル工事、
内部の天井ボード・床貼り工事を進めました。
ラス下地が完了した外壁に、吹付け塗装の下地になる
モルタル塗りを進めました。
モルタル下地の一番下には見切り材を取り付け、
塗り厚を確保するための定規としていきます。
アスファルトルーフィング(防水フェルト)を留めつけて、
外壁の防水を層を作ります。
サッシ廻りは防水テープを施し、開口部の防水をさらに高めます。
重ね代を取りながら、貼りまわします。
モルタルを塗りつけるためのラス網を留め付けます。
モルタルを塗りつけて行きます。
その後、所定の箇所を塗りつけた後、乾燥養生期間を設けます。
そして、内部では断熱材の充填後、ファイヤーストップを施工し、
天井野縁を取り付けていきます。
野縁が組めたところから天井ボードを貼り進めていきます。
天井ボードが貼り終えた後、床板を貼り進めるために
配管廻りの気密処理を行います。
床板を張る前に納品されたものを再度検品した後、
板を貼り進める準備をします。
板を強く貼りこみ過ぎると湿気が高くなる場合、
膨張し突き上げや目割れを起こすことがあります。
また、逆に緩くしすぎると隙間が出ることもあるため
貼る季節なども考慮しながら進めます。
玄関廊下部分は玄関框と床板がきれいにおさまりました。
次回は内部壁の造作工事とボード貼り工事などをお届けいたします。
2015.06.09
三浦郡葉山町のS様邸新築工事は、
外部の防水紙工事が完了後、
内部の断熱材充填工事を進めました。
弊社は高い防湿性能を有している高性能グラスウール、
アクリアネクストの施工を一般的に行います。
断熱材はなるべく室内側に寄せ、石膏ボードを貼り上げたときに
室内側に空気層が出来ないように注意しながら、
防湿フィルムを間柱に留めつけていきます。
断熱材は桁・梁から床まで隙間無く充填します。
天井なりに勾配天井を組む部分も所定の熱抵抗値を要した
アクリアマットを充填します。
小屋裏に隠れる天井内部においても火炎が貫通しないように、
横架材まで石膏ボードを張り上げておきます。
※ファイヤーストップと呼ばれています。
今度はユニットバスが設置される基礎コンクリート部分の
断熱施工になります。
所定の熱抵抗値を持ったスタイロフォームを敷き込み、
隙間を気密テープで塞ぐことで、冷気が伝わることを防ぎます。
配管廻りは隙間が出来ないように気密テープや
現場発泡ウレタンスプレーなどで埋めます。
土台と基礎立ち上がりの間は、気密パッキンが施工されているため、
隙間風の流入はありませんが、気密テープにてさらに隙間を埋めます。
内部の断熱材が施工された後、天井のボードを貼り進めます。
同時に外部では左官業者の外壁の施工を進めます。
次回はその様子をお届けいたします。